もし神が実在しないならば、すべてが許される。 ドストエフスキー 本がたまっています。書店で買ったものもあれば、図書館で借りたものもあるのですが、とにかく積ん読の量がひどい……。とりあえず、目の前にある本を消化しきらない限り、新しく買ったりしないぞ、と誓うぼくなのでありました。 やっぱりね、テーマを持って読書していると楽しいですね。ページを捲る手がるんるんしちゃう。いまのぼくのテーマといえば何かといえば、歴史であり、戦争であるわけですけれど、本当はそういうことではない。 いや、表面的にはそうなんだけれど、実はもっと本質的なこと、暴力とは何なのか、平穏とは何なのか、国家とは、人類と、人類の文明とは何なのか、ということを知りたいわけですね。 それも教科書に書かれているようなレベルのことじゃなくて、「本当のこと」を知りたい。より正確にいえば、知って納得したいと思っているわけです。「ああそうか、人間