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2020年3月28日のブックマーク (1件)

  • 1700人が犠牲になった「ニオス湖の悲劇」とは【地球の履歴書】(全文) | デイリー新潮

    熱心な大河内直彦ファンとしては、じつに複雑な心持ちだ。なによりも業の研究をしてもらいたい。しかし、あの流麗だが平易な文章、俯瞰と凝視を織り交ぜた視点、そして品格のある科学読み物も読みたい。ともかく、寝ないでもいいから仕事をしてもらいたい。ここにその我々の願いが結実したというわけだ。 書はタイトルのまま、地球の履歴書である。全八章にわたって地球の誕生から、いま日人がもっとも気にかけている地震の予知などまで、縦横無尽に語り尽くしている。著者にとってはエッセイを書いたつもりなのだろうが、一般の読み手にとっては最良の地球科学の入門書でもある。 ところで、入門書を書く極意とは読者の関心をかきたて続けることにある。モチベーションのある読者にとっても、論文調の文章ではやがて飽きてしまう。映画のように場面をタイミングよく転換しながら、ときにはモンタージュの技法も入れて、謎ときのための伏線も張って、大

    1700人が犠牲になった「ニオス湖の悲劇」とは【地球の履歴書】(全文) | デイリー新潮