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*macskaとDVに関するcrowserpentのブックマーク (11)

  • colabo事件に関するスクラップ(1) シェルター型主体の女性支援撤廃の必要性と、困難女性支援法|ヤヤネヒロコ

    以下の文章は、米国シアトル在住のフェミニストmacska氏によるものである。DVシェルターにおける支援者-被支援者の権力の不均衡について書かれている。 DVシェルターという閉鎖空間そのものが、暴力的なパートナー間の関係とよく似た「権力と支配の構図」−−支援者団体ではDVのことをよくこう表現する−−を再生産してしまっている。(中略) 規則や権力の濫用についていかに被害者が不満を持っても、声を挙げられるような制度的環境が存在しない。また、「管理する側」と「管理される側」のあいだに来の意味でのカウンセリングが成り立たないことは明らかなのに、シェルターにおいてそれは普通に行なわれている。 マツウラマムコ氏が「『二次被害』は終わらない 『支援者』による被害者への暴力」(女性学年報 第二六号)で書いたような、支援者と被害者との権力的関係は、DVシェルターに限った話ではないし、どのような制度を作った

    colabo事件に関するスクラップ(1) シェルター型主体の女性支援撤廃の必要性と、困難女性支援法|ヤヤネヒロコ
    crowserpent
    crowserpent 2022/12/12
    シェルター型支援の構造的問題について。代替の支援としてハウジングファーストがあるけど、未成年だと契約の問題で引っ掛かるのでそこをどうするか、かなぁ。
  • 緊急避妊薬が市販薬化されている米国のワシントン州で、性暴力やドメスティックバイオレンス被害者支援の活動をしている団体がどのようにサバイバーに緊急避妊薬を提供しているかという調査報告。

    エミコヤマ @emigrl さてさて、今日はワシントン州反性暴力連合コンファレンスの最終日。最近緊急避妊薬の件でツイッターで揉めた件もあるので(なぜか緊急避妊薬市販化反対派として党派的に動いていると決めつけられた)、「性暴力被害者支援と緊急避妊薬」についての話を聞きに行こう。 2017-05-11 23:23:09 エミコヤマ @emigrl 朝の8時45分だけど頑張って起きて、DV・性暴力被害者支援団体によるサバイバーへの緊急避妊薬提供についての調査の発表を聞きにきたよ。市販薬化されているので、シェルターや支援団体が直接サバイバーに緊急避妊薬を提供することができる。 pic.twitter.com/b8GpBuG9Hp 2017-05-12 00:56:45 エミコヤマ @emigrl 緊急避妊薬は性暴力やDVの被害者だけでなく誰でも入手できるようにすべきだけど、性暴力被害者については特

    緊急避妊薬が市販薬化されている米国のワシントン州で、性暴力やドメスティックバイオレンス被害者支援の活動をしている団体がどのようにサバイバーに緊急避妊薬を提供しているかという調査報告。
    crowserpent
    crowserpent 2017/05/12
    カンファレンスの場で配布するのは確かに効果高そう。
  • 金明秀氏(@han_org)とエミコヤマ氏(@emigrl)が指摘する、ハーグ条約の問題点

    が批准したばかりの、子供の取り扱いに関する国際的な条約(ハーグ条約)。これについて金明秀氏(@han_org)が「日人を守れ」って印象操作じゃないか?と批判する一方、エミコヤマ氏(@emigrl)が「そもそもDVに対する取り扱いが条約では不十分で、『子どもの権利条約』とも矛盾している」と指摘する流れに。

    金明秀氏(@han_org)とエミコヤマ氏(@emigrl)が指摘する、ハーグ条約の問題点
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    crowserpent 2014/09/22
    ハーグ条約がDV被害者を追い詰める危険について。/関連(Wikipedia):http://bit.ly/1rcV8ov 米国の、離婚と親子関係についての特殊な司法が関係してるっぽいね。
  • ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと

    わたしの尊敬する活動家の一人で、わたしと同じオレゴン州ポートランドに住んでいたボニー・ティンカーさんが、旅行先のヴァージニア州で交通事故にあい、61歳という年齢で亡くなった。彼女は西海岸で最も歴史の古いドメスティックバイオレンス(DV)シェルター、Bradley-Angle Houseの創設者であり、ゲイやレズビアンをはじめとする性的少数者の人たちが作る家族を支援する団体Love Makes A Familyの代表としても長年活動を続けてきた。また、社会的公正と非暴力主義を掲げるクエーカー教の信仰者として、ポートランドにおける平和運動や人権運動でも中心的な活躍をしてきた。追悼にかえて、わたしが彼女から学んだことをいくつか記録しておきたい。 わたしがボニーさんを知ったのは、Love Makes A Familyの代表としてだった。わたしの友人が大学に通いながらこの団体でたまたま仕事をしており

    ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと
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    crowserpent 2009/07/05
    「本当に誰かを説得したいときどのような態度で臨むべきなのか」/DVシェルターの問題に関して:http://macska.org/article/118 , http://macska.org/article/235
  • 警察がDV現場で加害者と被害者を区別することの困難/米国司法省報告メモ

    米国司法省から「Making Arrests in Domestic Violence Cases: What Police Should Know」という報告書が公表された。ドメスティックバイオレンス(DV)における警察の逮捕の記録を分析したもので、著者はマサチューセッツ大学ローウェル校の犯罪学者。内容は、これまで多くの人が指摘してきたことが公式に確認された内容となった。 確認された事実1、暴力の深刻さやその他の状況が同じ場合、加害者が男性であっても女性であっても逮捕される頻度は変わらなかった。また、同様に同じ状況において異性カップルでも同性カップルでも逮捕される頻度は変わらなかった。 事実2、加害者がその場に残った場合、逮捕される可能性が4倍多かった。警察が来る前に現場を離れた加害者は4倍逮捕されにくい。 事実3、異性カップルより同性カップルの方が、当事者二人とも逮捕される割合が多かっ

    警察がDV現場で加害者と被害者を区別することの困難/米国司法省報告メモ
  • DVシェルター廃絶論−−ハウジング・ファーストからの挑戦

    ドメスティック・バイオレンスを、私的な関係における私的なトラブルではなく、社会的な対策・介入を必要とする社会問題であることがはじめに主張されたのは、とくに英米両国における第二波フェミニズムの盛り上がりの中においてだった。当初は「バタード・ウーマン」(殴られた女性)という言葉で呼ばれていたそれが、広く社会問題として認知されるにつれ、より範囲の広い−−被害者を女性に限らないという意味だけではなく、精神的・経済的な拘束も射程にいれた−−「ドメスティック・バイオレンス」(DV)という言葉が採用されるようになった。そして米国における一九九四年の「女性に対する暴力法」、日で二〇〇一年に施行された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」といった法的制度が整備され、また各地に被害者の保護とDV防止をよびかけるさまざまな支援団体や相談窓口も設置された。 そうした支援設備のうちもっとも良く知ら

    DVシェルター廃絶論−−ハウジング・ファーストからの挑戦
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    crowserpent 2008/09/01
    「DVシェルターという閉鎖空間そのものが、『権力と支配の構図』を再生産してしまっている」 「権力の不均衡を解消するのではなく、被害者側の対抗権力を設定せよ」
  • 同性間DVの取り組みから学んだ「公共的想像力」(ミーガン法 Part 6)

    まえのエントリでわたしが「当に性暴力を無くすためには、『自分も加害者になっていたかもしれない』という想像力を持つことが必要である」と書いたのに対し、なんばさんから個人的あるいはリベラリズムという観念的なレベルでは同意するとしつつも、現実に小児性愛やサディスティックな欲望とも無縁な「一般の善良な人」にそういう想像力を求めるのは無理ではないかというコメントがある。さらに、そのなんばさんの発言を読んだ matuwa さんも、もとからリベラリズムの立場に共感している人以外の人たちに納得させるのは難しいというコメントをしている。なんばさんの発言については先にレイ・ワイヤ&ティム・テイト著「なぜ少女ばかりねらったのか」の話題の方にコメントしてしまったけど、この話題も重要なのでもう少し考えをまとめてみる。 なんばさんの図式に入れて考えてみると、わたしは小児性愛者でもないし、サディスティックな性的欲望も

    同性間DVの取り組みから学んだ「公共的想像力」(ミーガン法 Part 6)
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    crowserpent 2008/04/30
    「自分も加害者たり得るかもしれない」という想像力の「道筋」について。
  • macska dot org » Blog Archive » 「加害者は決して完全悪ではない」こそ反DV運動の教訓

    以下に報告するのは、以前から何度か話題のソースとしている某秘密主義ジェンダー研究系メーリングリストで過去数日にわたって続いたドメスティック・バイオレンス(DV)についての議論について。わたしと意見をたたかわせた相手の中心的な人はDVについての著書もある男性の学者なのだけれど、リストのルールによってリスト外での引用不可とされているので名前を伏せ、直接の引用は避けることにする。わたしは学術的な議論は公に開かれているべきだと思うのでこのメーリングリストには非常に不満があるのだけれど、貴重な情報源でもありルール違反を理由に追放されては困るので、「名前を出さない」「直接の引用はしない」というところまで妥協しちゃっています。 議論の焦点は、DVにおいて「加害者完全悪論」は良いか悪いか、そしてDVを通常の暴力と同様に犯罪として処罰することがDV解決に繋がるかどうかという点。「加害者完全悪論」というのは、

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  • セクシュアルマイノリティのDV被害者救済の「求め方」

    以前別ブログの *minx* [macska dot org in exile] で取り上げたように、わたしがサイトに書いたドメスティックバイオレンス(DV)の定義、『表面上「親密」な人間関係において、一方のパートナーが継続して他方をコントロールするパターン。またそのパターンを作り出し、維持するための仕組み。』がいろいろなところで紹介されているのだけれど、最近 id:nodada さん(ブログ「腐男子じゃないけど、ゲイじゃない」)のエントリ「げいざぱんぬーすでDV。」という、わたしの専門にかなり近い話に関連して取り上げられたので、それに対するコメント。 まず最初に nodada さんが取り上げるのは、ゲイジャパンニュースに掲載された「違う形の“クローゼット”」という記事。ここで言う「違う形の“クローゼット”」とは、同性パートナー間におけるDVのことだ。異性愛女性の被害者に対する支援体制や理

    セクシュアルマイノリティのDV被害者救済の「求め方」
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    crowserpent 2007/01/23
    セクシュアルマイノリティのDV支援を進める際に、考慮に入れるべき問題について。「セクシュアルマイノリティ特有の問題」と「ヘテロの場合と同様に考えるべき問題」の峻別。
  • 上野千鶴子講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」の危うい公私論

    今度オークランドに行く時にはお気に入りのコリアンレストランに連れて行く予定のマサキくんによる The Survival 経由で上野千鶴子氏による講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか?」を読む。「初学者にも上級者にも面白いものを」との要望に応え、いろいろな事を広く語る内容でかなり分かりやすい内容だけれど、そのうちセクシュアリティについて論じた部分に危ういものを感じたので以下にコメントする。また、上野氏の引用が気になって言及されている文献を読んでみたところ文献利用に疑問を感じたので、それについても述べることにする。なお、講演の全文が公開されているサイトにおいては「引用は一切許可できない」と書かれているけれど、許可を得なければいけない理由が思いつかないので勝手に引用する。 講演の中のセクシュアリティと題された部分において、上野氏は自然科学としてのセクソロジーとは別に社会科学として

    上野千鶴子講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」の危うい公私論
  • DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ

    サブカル路線に走った軽い記事に混じって「女性学年報」第26号に掲載されたマツウラマムコ氏の論文「『二次被害』は終わらない 『支援者』による被害者への暴力」を読む。マツウラ氏はこのブログにもたまにコメントをくださっている方で、性暴力やドメスティックバイオレンス(DV)への取り組みにおける「支援者の暴力」の問題に関してわたしと似たアプローチを取っているのだけれど、わたしが常々問題としているような「DVシェルターにおける権力構造」みたいなある意味社会設計によって解決可能な問題よりさらに奥にある解決不可能な構造的問題まで射程を伸ばしている点で評価できる。 わたしの「支援者」批判の論理は大きく2つに分けられる。1つはDVシェルターをはじめとするフェミニズム系の団体にありがちな構造上の問題であり、もう1つはそれを支えるフェミニズム発祥のイデオロギーというか「気分」だ。前者について詳しく言うと、例えばシ

    DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ
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