[東京 30日 ロイター] 白川方明日銀総裁は30日夜、日米欧6中銀と協調した米ドルを中心とした流動性供給の大幅拡充を決めた臨時金融政策決定会合後に日銀本店で会見。国際金融市場は過去1カ月間で緊張度を高めつつあり、今はドルなどの資金繰りに問題のない国内金融機関にも影響が出る可能性が排除できないと指摘し、不測の事態がドル以外の通貨にも波及するのを未然に防ぐため、今回の措置を決めたと説明した。
[東京 30日 ロイター] 白川方明日銀総裁は30日夜、日米欧6中銀と協調した米ドルを中心とした流動性供給の大幅拡充を決めた臨時金融政策決定会合後に日銀本店で会見。国際金融市場は過去1カ月間で緊張度を高めつつあり、今はドルなどの資金繰りに問題のない国内金融機関にも影響が出る可能性が排除できないと指摘し、不測の事態がドル以外の通貨にも波及するのを未然に防ぐため、今回の措置を決めたと説明した。
(2011年11月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世の中の状況が再び悪くなる可能性はあるのだろうか? そう、1930年代の大恐慌とか世界大戦といったレベルの非常に悪い状況のことだ。筆者の世代が思い浮かべるようになった激変と言えば、もう歴史書でしか目にしないものばかりだ。 今の欧州に不吉な予感が漂っていることは確かである。ポーランド外相が28日に訪問先のベルリンで、欧州は「崖っぷちに立っている」と警告したことは最新事例にすぎない。 欧州大陸の平和を保証するユーロの危機 フランスのニコラ・サルコジ大統領も先日、「もしユーロが爆発すれば、欧州も爆発するだろう。恐ろしい戦争がたびたび行われた大陸で平和を保証しているのはユーロなのだ」と述べていた。 欧州の政治家は以前から、お気に入りの欧州統合プロジェクトへの支持を取り付けるために、戦争の脅威に言及する手をよく使ってきた。平時であれば、この
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