米Microsoftは2月20日、Windowsに搭載しているWebサーバソフト「Internet Information Services」(IIS)について、HTTP/2のリクエスト処理に関する問題が発覚したとして、セキュリティ情報を公開した。 Microsoftのセキュリティ情報によると、この問題ではISSを実行しているWindows Serverに不正なHTTP/2リクエストを送り付けることで、一時的にCPUの使用率を100%まで上昇させることができてしまう可能性がある。 場合によってはサービスが不安定になり、CPUの使用率が急騰して、接続がタイムアウトになって途切れてしまうこともあるとしている。 Microsoftはこの問題に対処するため、リクエストに含まれるHTTP/2 SETTINGSの数に上限を設定できるようにした。上限はIIS管理者が設定する必要がある。 影響を受けるのは
総務省は、サイバーセキュリティの分野で功績を挙げた個人や団体を表彰する「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を発表した。 同賞は、企業や地方自治体、団体におけるサイバーセキュリティ向上の取り組みで優れた功績があり、今後も活躍が期待される個人または団体を表彰するもので、2017年にスタートした。 今年度は2018年11月から12月にかけて公募を実施し、選考委員の推薦も踏まえて選考委員会で決定した。 個人では、セキュリティ研究者の育成に尽力したPwCサイバーサービスの神薗雅紀氏が受賞。また女性技術者の技術向上に貢献したNTTセキュアプラットフォーム研究所研究員の中島明日香氏が選出された。中島氏は、情報セキュリティ大学院大学による「情報セキュリティ文化賞」とのダブル受賞となる。 一方団体では、町村単位でいち早く「CSIRT(Computer Security Incident R
総務省は2月21日、平成31年の「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を決定し、公表した。同賞は、地方自治体・民間企業・各種団体等のサイバーセキュリティ対応の最前線(現場)において優れた功績を挙げている個人・団体を表彰するもので、平成29年より実施している。表彰式は平成31年2月25日に京王プラザホテルにて行われる「サイバーセキュリティ国際シンポジウム」において行う予定。 今回の受賞者と功績の概要は次の通り。 ・個人(五十音順) 中島明日香氏(NTTセキュアプラットフォーム研究所 研究員) 自身が代表者を務めるコミュニティ「CTF for GIRLS」を設置し、女性技術者限定の勉強会を定期的に開催するなど、女性技術者の技術向上に貢献している。 神薗雅紀氏(PwCサイバーサービス合同会社サイバーセキュリティ研究所 所長) 斬新なアイディアや自身の持つセキュリティに関する深い知
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