山口県岩国市は30日午後4時10分ごろ、ダムの放流についての情報3件を市民メールで誤って配信した。システムの不具合を復旧させた際、以前配信できていなかったメールが自動的に送られた。市は訂正のメールを配信しなかった。 市は、市内を流れる水系のダムの放流について山口県の防災情報メールを転送している。6月2日と16日、30日の放流開始と停止を知らせる内容を誤送信した。市危機管理課によると、不具合が続いていたシステムを復旧させたところ、配信できていなかった3件が送られた。 同課の担当者は「30日夕に強まった大雨の対応を優先し、訂正のメールを送らなかった。まぎらわしい情報を配信して申し訳ない」と話した。