漏えいした可能性のある情報は、14年6月30日から17年10月27日にかけて、POSレジに記録された患者4万8615人の氏名(片仮名)や請求金額など計10万5316件。住所や電話番号などは含まない。 POSレジのうち1台は第三者がフリマアプリで購入。購入者が情報を閲覧できることに気付き、23年9月26日に市に連絡したことで事態が発覚した。3台のPOSレジは病院のシステムに接続した上で、ID・パスワードを入力しなければデータを確認できないが、回収した端末は直近11営業日の情報のみ認証なしで閲覧できる仕様だった。購入者は実際に一部のデータを閲覧したが、記録はしておらず、悪用もしていないことを確認したという。 残る2台は未回収。委託事業者からの報告によれば、ジャンク品として販売されているという。修理すれば利用できる可能性はあるものの「システムと接続し、当院が管理するログイン用のID及びパスワード
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