長崎県の係長が貸与された公用のパソコンから、別の職員のIDとパスワードでログインし、人事異動に関する情報などを閲覧・収集したとして、県は25日付けで、この係長を停職1か月の懲戒処分としました。 停職1か月の懲戒処分を受けたのは、長崎県県民生活部の50歳の男性係長です。 県や警察によりますと、この係長はおととし1月から2年余りにわたり、貸与されていた公用のパソコンから、別の職員61人分のIDとパスワードを使って合わせて324回ログインしたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで書類送検され、その後、罰金20万円の略式命令を受けました。 また、県の調べでは、ログインしたのは部長級も含む県職員95人分、合わせて535回にのぼり、個人で所有していたUSBメモリーには、人事異動や各部署の業務内容に関する資料、およそ167万件をコピーしていたということです。 このため、県は25日付けで、この係長を停職1