Go、Rust は、C言語の代替になりうるでしょうか?また、代替にならない場合、将来、どういう分野でこれらの言語は使われていくのでしょうか?に対するKengo Nakajimaさんの回答 には100%同意するのですが、ちょっと異なる論点の回答をしてみたくなったので答えてみます。 昨年のOSDI 2018で一部で話題になった The benefits and costs of writing a POSIX kernel in a high-level language という論文があります。これはGo言語でPOSIXカーネルを実装してみて性能上の評価をしてみたという論文です。実装したシステムコールは少ないものの、ソースコード変更なしでnginxやRedisを実行できるようなカーネルまで作り上げた、というものです。既存のソフトウェアを動かせるPOSIXカーネルだからこそ、Goの利点も欠点も議
個性的な名刺作りには多くの人が知恵を絞っていて、「USBメモリとして使用可能な名刺」を作った人もいます。そんな中、CPUやメモリなど、PCに必要な最低限のコンポーネントを備えた名刺が登場しました。 My Business Card Runs Linux • &> /dev/null https://www.thirtythreeforty.net/posts/2019/12/my-business-card-runs-linux/ Linux搭載PCの名刺を作ったのは、組み込みシステムエンジニアのGeorge Hilliard氏です。表面には、プロフィールと共に「This card runs Linux!(このカードはLinuxで動作します)」と記載されています。また、名刺の下部にはICチップが設置されており、名刺自体が1枚の基板として使われているのが分かります。 裏面はこんな感じ。カード
Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数の調べ方を説明します。 バッテリーの充放電回数について Mac ノートブックを使うと、バッテリーの充放電回数が増えていきます。ここで言う充放電回数は、バッテリーの電力をすべて使い切った時点で 1 回とカウントされます。実際に充電する回数と一致するとは限りません。 たとえば、1 日でノートブックのバッテリー容量の半分を消費した後、バッテリーを満杯になるまで再充電したとします。翌日も同じことを繰り返した場合、充放電回数は 2 回ではなく 1 回とカウントされます。この例では、充放電回数が 1 回になるまで、数日かかることもあります。 バッテリーの充放電回数には上限があり、上限を上回ったバッテリーは劣化していきます。充放電回数が上限に達したバッテリーは交換することをお勧めします。充放電回数が上限を超
前 次 hellog〜英語史ブログ #1258. なぜ「他動詞」が "transitive verb" なのか[terminology][verb][grammar][history_of_linguistics][etymology][dionysius_thrax][sobokunagimon] 昨日の記事「#1257. なぜ「対格」が "accusative case" なのか」 ([2012-10-05-1]) に引き続き,文法用語の問題について.術後一般にいえることだろうが,文法用語には意味が自明でないものが多い.例えば,他動詞を "transitive verb" ,自動詞を "intransitive verb" と呼んでいるが,transitive とは何のことを指すのだろうか. transitive は,語源的にはラテン語 transitīvus に遡り,その基体となる動
前 次 hellog〜英語史ブログ #1257. なぜ「対格」が "accusative case" なのか[terminology][case][greek][latin][grammar][history_of_linguistics][etymology][sobokunagimon] 古英語を含む印欧諸語の文法では,様々な格 (case) に専門的な呼称が与えられている.印欧祖語に再建される8格でいえば,それぞれ主格 (nominative) ,対格 (accusative) ,属格 (genitive) ,与格 (dative) ,具格 (instrumental) ,奪格 (ablative) ,位格 (locative) ,呼格 (vocative) と呼ばれる.それぞれの英単語はいずれもラテン語由来だが,ラテン語としてみれば,およそ当該の格の代表的な意味や用法が反映された呼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く