すがやみつる @msugaya マンガ家すがやみつるのTwitterアカウントです。『ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython』(日経BP)/『コミカライズ魂』(河出新書)/Kindle オリジナル電子書籍も多数発売中! m-sugaya.jp
「マガジンでアンケートを取るため」に、意識すること 工藤雄大氏(以下、工藤):なるほど、アンケートのところはぜひ伺ってみたかったので。結局、アンケートをこなしていって、そこから単行本へ結果的につながってくるという。 畑健二郎氏(以下、畑):うん。まぁつながっていくこともある(笑)。 宮島礼吏氏(以下、宮島):もはや雑誌によることになってて。アンケートがガッツリ機能している雑誌って、もはやそんなにないんじゃないか? と思う部分もありますけど。でも僕の体感だと、マガジンはやっぱりアンケートを取ったら売れていて。これはアンケートが機能してるということなので、もう「マガジンがすごい」と言わざるを得ないと。 工藤:読まれている読者数だったりとか、それぞれの購買率だったりで。 宮島:そうです。これはもう、ラインができてる。「マガジンでアンケートを取れば売れる」というラインができてるという。これを作った
島本和彦「アオイホノオ」最新回で、自分的にはすごく感動的な話があったのでお知らせします。 ゲッサン 2021年3月号(2021年2月12日発売) [雑誌] 発売日: 2021/02/12メディア: Kindle版 今は島本…じゃなかった焔燃の上京直後の話。彼の引っ越し先に初日から泥酔して転がり込んだ担当編集者が、翌朝の打ち合わせ後に「この本おもしろかったから読んで参考にして」と、一冊の本を置いていく。 島本和彦は初期に、久住昌之の影響を受けていた(アオイホノオ)その本は… 表紙やタイトルから内容が全く想像もつかない焔は、若干の「?」と同時に読み進めるのだが… 島本和彦は初期に、久住昌之の影響を受けていた(アオイホノオ)久住昌之初期の出世作「かっこいいスキヤキ」。 新装版 かっこいいスキヤキ 作者:泉 昌之発売日: 2020/09/20メディア: Kindle版旅になんて出るんじゃなかったー
今日はカラーを描いています。 そう言えば、ツイッターで僕が話した内容の「ガイドライン」について、ここで書いておこうかな。 よくマンガは、絵とかストーリーとかで評価されてるんだけど、僕的にはそういう端的なスペックでの評価では漫画家の全体像が見えないような気がして。絵が巧くなった=いい漫画家になったとは限らない。強化はされるかも知れないけど。むしろ前にブログでも言ったけど、技術が上がっていくと、新人は必ず一度劣化するしね。むしろ「こうしなくてはいけない」という形式に作家をはめてしまうような気がする。 時間がないので、詳しくは説明しないけど。 僕が自分の体験から得た新人が連載を獲れるまでの必要条件とは。 1・強力に描きたいもの(価値観)を持っている ↓ 2・それが、マンガ上に十分に表現できている ↓ 3・それが読者が楽しめるものになっている ↓ 4・1-3の要件が、コンパクトなエピソードやページ
立食形式にもにも関わらず、舞台の真ん中にイス席。そこには藤子A、松本零士、ちばてつや、浦沢直樹他々、巨匠がズラリ。その周りの重力がすごかった。 昨日は謝恩会でした。今年の謝恩会は今までで一番充実していたというか、いつものようなつまみ入れられた感じじゃなくって、落ち着いて楽しめました。ただし二次会のみ。一次会は相変わらず華やか過ぎて・・・しかし、一次会でその日のハイライト。何と、あだち充大大先生に挨拶して、さらに少しお話させてもらうことができまして!もうこれは一次会というよりも、人生のハイライトというべきイベントでしたなあ。 twitterでフォローしあってるサンデー系作家先生の方々にも挨拶(残念ながら、一次会の慌ただしさのなかで、なかなかお話できなくて・・・・)。中山先生には会えなかったのが心残りですが。 早め移動で席取り競争に大勝利した二次会では、大高先生と畑先生を交えてお話。ボクと畑さ
『かんなぎ』という作品のヒロインに想い人だかモトカレだかがいたという話がネットで話題になっている。しかし、ぼくは『かんなぎ』を読んでいないので、以下の話は一般論として書くことにする。 id:hachimasaさんはこの話を以下のようにまとめている。 そこに萌えがあったから、救われたひとがたくさんいる。非モテだキモオタだとレッテルを貼って検証することは本意ではないけど、そういうふうに呼ばれているひとびとのなかに、「ヒロイン」の存在になぐさめられたひとがいたのは事実なんだろう。 そして、そこに萌えがあったがゆえに、かれらのうちの何人かは絶望の淵にたたきおとされもしたのだと思う。萌えネイティヴだなんてアホくさい命名をするつもりもないけど、物心ついたころにはすでにオタク文化が爛熟期に達していて、片手にG's magagineやらコンプティークやらをたずさえて歩んできた人間は、「現実」を目にしてどう
悪い例なので、もにょった書き方をするが、たとえば、とあるヤンキーコメディでは、主役級の人たちは絶対負けないレベルに強いが、何故強いかがまるで語られない。出てくる敵もステロタイプ。こんな、ヤンキーや学園生活の記号だけまぶしてそんなもんが面白いんカー!とか思うんだけど、人気あるみたいです。私が世間からずれてる。 ある妖怪マンガでは、なんか適当に妖怪出して適当に話が進んでる。そんなもんが面白いんカー!とか思うんだけど、これも人気。 ある、異能力バトル漫画では、なんかもー適当に必殺技を交互にだしてるだけ。意味わかんない。どっちが勝っても興味ないよ!でも大人気。 どうにも私が世間からずれ過ぎなんだけど。 例えば、例えばなんだけども。 バキとか、本当にグダグダで。原始人が出てきて、恐竜を倒して食ってたから強いと言う、身も蓋もない馬鹿話。それをせめて物語り内では起こりうる事実のように描くわけで。 それが
会話の最中には気にならないが、我々のキャッチボールは思った以上に不恰好なものだ。録音して聞き返してみるとわかるが、いい間違いをしたり、口ごもったり、省略するべきでない単語を省いてしまっていたり、よくもこれでまともなコミュニケーションがとれているものだと感心する。お互いの脳内でうまいこと補完が行われているのだろうな。考えながらしゃべっているのだから、どうしてもこういうことは起こってしまうわけで、いちいち気にしていたのでは会話などできない。 しかし物語の登場人物は基本的に言い間違いをしないもんだ。酩酊状態にあることを示すために不明瞭な調子でしゃべったり(例:酔ってらんかいないれすよ?)、キャラクタの本心を読者に知らせるためにうっかりしゃべりすぎたり(例:だって俺はお前のことが好……いや、なんでもない)、フロイトの言う錯誤行為を使ったギャグとか(例:先輩のことを笑いに……じゃなかった心配して来た
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く