産科医の室月淳氏が、過剰診断についてtwitterで発言していました。 甲状腺がんの過剰診断とは誤診ではありません。病理学的にはがんにまちがいないのですが、進行がきわめておそく生涯でまったく症状を示さないなどです。残念ながら個々のがんにおいて過剰診断と判断することはできません。検診をおこなう群とおこなわない群で生存率に差がなければ、それは過剰診断です— 室月淳Jun Murotsuki (@junmurot) 2022年5月24日 大部分は合っていますが、最後の所が完全に誤っています↓ 検診をおこなう群とおこなわない群で生存率に差がなければ、それは過剰診断です 室月氏は、検診する群としない群で生存率に差が無ければそれは過剰診断と説明しています。まず生存率(生存割合)とは、 着目している疾病に罹った人の内、一定期間でその疾病によって死亡した人の割合 を指す言葉です。室月氏は、それが検診群と非