フェリカネットワークス、NFC対応ICチップ及びシステムを開発へ 非接触ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」を用いた携帯電話向けICチップを中心とするデバイスやシステムの開発・販売を手がけるフェリカネットワークスが、近距離無線通信の国際規格である「NFC」(Near Field Communication)を使ったシステムの開発に乗り出すことが明らかになっている。日本経済新聞が7日に報じた。 NFCはFeliCaの上位規格にあたり、基本的にはFeliCaと同種の機能を有する。10cm強の非常に短い距離において通信が可能な非接触通信技術で、今後世界的に普及することが見込まれている。特にFeliCaの一般普及がほぼ完了した日本と異なり、海外では非接触通信技術を搭載した携帯電話の普及と、そのサービスの整備はこれからだ。 NFCは米Googleが開発するOS「Android」がバージョン2.