菅首相は12日未明、民主党開票センター内で記者会見をし、「うっかり消費税に言及したのが敗因だったと痛感している。秋の臨時会で参院選やり直し法案を可決し、改めて国民の皆さんの信を問いたい。」と参議院のやり直し選挙を実施するとの意思を明らかにした。 今回の参院選の結果について菅首相は「唐突に消費税論議を巻き起こしたのが有権者に誤解を生んだ。」と認めながらも、「鳩山前政権への不信感がぬぐいきれなかった。絶対あいつが悪い。」と鳩山前首相を遠まわしに批判した。 衆参両院で与野党が異なる「ねじれ国会」になったことについては、「国政上好ましくない状態。秋の臨時会で参院選やり直し法案を提出したい。」と話し、参院選を改めて行うとの認識を示した。 参院選のやり直しは、憲法第46条第2項、および第67条第3項にて定められた内閣総理大臣の行政権の一つで、衆議院の解散権と並んで「伝家の宝刀二刀流」と称されることもあ
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