福岡県内で4月22日より、パソコンやスマートフォンでラジオを聞くことができるIPサイマルラジオ「radiko.jp」の実用化に向けた試験配信が開始する。 同ラジオは、高層ビルや雑音の増加による難聴取エリアの解消、ラジオの新規リスナーの開拓などを目的に始まった、地上波のラジオ放送を同時に配信するサイマルストリーミングサービス。パソコンやiPhoneなどのスマートフォンで聴取できる。 昨年3月より関東、関西が試験配信(同12月に本配信)、今年3月には中京地区が試験配信を開始するなどエリアが拡大している。福岡地区ではRKB毎日放送、九州朝日放送、天神エフエム、エフエム福岡の福岡4局とラジオNIKKEIの計5局の配信が始まる。 「約半年の試験配信後、10月をめどに本配信を予定している」とradikoの岩下宏社長。5月28日には、福岡4局で配信記念番組の放送を予定する。