UbuntuサーバーのインストールISOイメージは、デスクトップ版と同じようにLive環境が備わっています。たとえば何かトラブルがあった時、デスクトップを起動するほどのスペックがないマシンに対してLive環境でリカバリーを試みる際に有効です。起動後は普通のUbuntuであるため、メモリの容量が許せば、aptコマンドなどで追加のインストールも可能になります。ただ、ネットワークの都合で、起動の時点でインストールされていたほうが良い場合も多々あります。そこで今回はこのLive環境をカスタマイズしたISOイメージの作成方法を紹介しましょう。 図1 UbuntuサーバーのLive環境 UbuntuサーバーのISOイメージ Ubuntuは18.04ぐらいから、本格的にサーバー版のインストーラーが刷新されました。第495回でも紹介しているように、これは「Subiquity」というソフトウェアを採用してい
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