インフルエンザの流行が関東などを中心に拡大し、今月13日までの1週間に全国の医療機関を受診した患者は、推計で80万人に上ることが、国立感染症研究所の調査で分かりました。 過去10年で2番目の流行となった去年を上回るペースで感染が広がっていることから、研究所では予防策の徹底を呼びかけています。 国立感染症研究所が医療機関からの報告を基に推計したところ、今月13日までの1週間にインフルエンザで受診した患者は、全国でおよそ80万人に上るとみられることが分かりました。 年齢別に見ると、10歳未満は全体の20%で、20歳以上の成人が65%を占めています。 流行状況を示す1つの医療機関当たりの患者の数は12.07人と、年末年始を挟んだ前の週の3倍余りに増え、過去10年で2番目の流行となった去年を上回るペースで感染が広がっています。 都道府県別では、群馬県が27.71人、茨城県が25.88人、千葉県が2