「エル・トポ」(1969年)、「ホーリー・マウンテン」(1973年)、「サンタ・サングレ/聖なる血」(1989年)で世界中に熱狂的なファンを持つ映画作家のアレハンドロ・ホドロフスキー。そんな彼が1974年に企画した幻のSF大作「DUNE」を追ったドキュメンタリー映画「ホドロフスキーのDUNE」の日本公開が決定した。来夏にはホドロフスキー監督の23年ぶりとなる最新作「リアリティのダンス」も日本公開が決定しており、来年度は“ホドロフスキー・イヤー”となりそうだ。 「DUNE」は、「スター・ウォーズ」「エイリアン」「マトリックス」「プロメテウス」などの元ネタとも言われる、映画史上最も有名な“実現しなかった映画”。スタッフにバンド・デシネのカリスマ作家メビウス(キャラクターデザインなど)、SF画家のクリス・フォス、「エイリアン」「トータル・リコール」のダン・オバノン(特撮)、H・R・ギーガー(デザ