「8時59分59秒の1秒後は、何時何分何秒?」こんなクイズがあったとしよう。いつもだったら、正解は「9時0分0秒」だが、来年の元日に限っては「8時59分60秒」が正解になる。「9時0分0秒」がやってくるのは、さらにもう1秒後だ。 昔は、地球が回る速さを元に「1秒」の長さを決めていた。でも、地球の回転速度には結構ムラがある。技術の進歩でもっともっと正確な時計が必要になり、1967年から「原子時計」の刻む1秒が正確な「1秒」ということになった。 しかし、地球の方は少しずつ回転が遅くなっているので、だんだん原子時計とずれてくる。ずれを戻すためにうるう秒が実施されるのだ。うるう年と違って、何年に1度とは決まっていない。 そういうわけで来年の元日の朝は「8時59分60秒」を見るチャンス。どこに行けば見られるだろうか。日本標準時を司る独立行政法人情報通信研究機構(NICT)に聞いた。 「若干調べてみま
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