Mozillaは1日(日本時間)、オープンソースで開発されているWebブラウザー「Firefox」のメジャーバージョンアップ版となるv3.5を公開した。v3.5は、昨年7月末に開発者向け限定で公開された最初のアルファ版から数えて、約11カ月にわたって開発とテストが続けられてきた。 本バージョンはv3.0に比べ、Webページの表示速度やスクリプトの実行速度がさらに向上した。また、HTML 5やCSS 3といった最新のWeb標準技術を積極的に実装するなど、次世代Webアプリケーションの実行環境にふさわしい能力を備えている。そのほかにも、“プライベートブラウジング”をはじめとするプライバシー保護機能、タブの切り離しやセッションの復元といった使い勝手に直結する機能の追加・強化が図られた。 動作速度が向上し最新のWeb標準技術を採用――次世代Webアプリの実行環境へ v3.5では、レンダリングエンジ