「いまや、それは階級政治だ。ギリシャ危機はファイナンスや債務返済の問題ではない」というのは、イギリスの国宝的映画監督であり、政党レフト・ユニティーの創設者であるケン・ローチの言葉だ。 ノーベル賞経済学者のジョセフ・スティグリッツや『21世紀の資本』のトマ・ピケティ、そして先日BBCの「英国で最も影響力のある女性」に選ばれたスコットランドのニコラ・スタージョン首相など、ギリシャ政権への共鳴を表明している人は少なくない。(さらに、ここに来てIMFもチプラス首相のギリシャの債務についての主張と似たようなことを言いだしており、EU側と揉めているという説もある) 先日、ネットでギリシャ危機支援の募金を始めた英国人のことがニュースになっていた(立ち上げから5日目で募金が100万ユーロ(1億3700万円)を超えた)が、これは単に「ギリシャの人たちが可哀そう」という理由だけで行っているわけではない。募金者
今の時代に現実味が全く無い徴兵制復活の恐怖を煽るような真似を、最大野党である民主党が行ってしまいました。民主党公式アカウントのツイート(現在は削除済み) 強い抗議を受けたのか、慌てて取り上げる方向になったようです。民主党・長島昭久議員のツイート ただ、なぜ朝日新聞のせいにしようとしているのか分かりません。「民主党広報委員会」で作成したリーフレットである以上、責任は全て民主党が背負うべきものです。 民主党公式ページの言及は消えたようですが、ダウンロード用のPDFファイルでまだ確認できます。[PDF]安保法案リーフレット「子どもたちの未来のために・・。」:民主党 徴兵制とは基本的に総力戦争で必要になる制度です。海外派兵程度では必要ありません。その具体的な事例としてはドイツが挙げられます。ドイツは海外派兵を積極的に行うようになって以降に、徴兵制を廃止しています。 1999年、ドイツ連邦軍はNAT
例によってクルーグマンが「犠牲者としてのギリシャ人」というコラムを書いています。道草さんの邦訳から・・・。 http://econdays.net/?p=6733 他方で,ギリシャについてよく耳にする話のなかには,たんに事実とちがうことも多い.ギリシャ人はべつに怠け者じゃない――その反対に,ヨーロッパのたいていの国民より長時間働いている.なにしろ,あのドイツ人より長時間労働なんだから.それに,ギリシャは歯止めのない福祉国家ってわけでもない.保守派の人らはよくそう主張するんだけどね.福祉国家の大きさを測るのには,社会的支出が GDP にしめる割合を標準的に使う.ギリシャの数字は,たとえばスウェーデンやドイツなんかよりも大幅に低い.そのスウェーデンやドイツは,欧州危機をこれまでかなりうまく切り抜けてきてるよね. 念のために、ギリシャ人がどれくらい長時間労働しているか、そしてEUの中でそれがどれ
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