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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (35)

  • メンバーシップ型外国人労働政策を求める経済団体 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これは、昨年5月に書いたこのエントリの延長線上の話ですが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-03bb33.html (ジョブ型入管政策の敗北) これ、逆に今まではなぜ文科系大学卒業生には「技術・人文知識・国際業務」という在留資格を求めていたのかというと、そりゃ世界共通のジョブ型社会の常識から言って、大学まで行ってわざわざ何かを勉強するというのは、そこで学んだ知識や技能を活かして仕事をしたいからだろう、という日型メンバーシップとは異なる世界の常識に合わせていたからなんですね。 ところが、残念ながら日の企業の行動様式はそういうジョブ型社会の常識とは全く違っているので、なんとかしろと詰め寄られたら、まあこうするしかないわけです。現に日の文科系大学の卒業生は、学んだジョブのスキルと違うなどというくだらないことは一切

    メンバーシップ型外国人労働政策を求める経済団体 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2020/01/26
    "日本型雇用システムを前提とすれば、正社員はみんなエリート候補生の総合職で、初めはみんな現場で単純作業から、というのはなんら不思議ではないわけですが、それをそうじゃない世界からやってきた外国人にも適用"
  • ジョブとメンバーシップと奴隷制再掲(稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』に触発されて) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    毎月HRWatcherを連載しているWEB労政時報の髙橋さんより、「講談社選書メチエの『AI時代の労働の哲学』に、濱口先生の『日の雇用と労働法』が参考文献として挙げられておりました」とのご連絡をいただき、早速読んでみました。稲葉振一郎さんのなかなかの意欲作です。 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000324960 タイトルは今風に売れ線狙いで「AI時代の」と謳っていますが、中身はむしろ哲学と歴史から労働とは何かを深く沈潜して考えようとするもので、とりわけ第2章での議論が、古めかしいが故に現代の問題を考えるのにふさわしい枠組みになっています。 2 労働と雇用 雇用・請負・委任(1) 雇用の二極 資主義と雇用 雇用・請負・委任(2) リスクと労働 資家の労働 労働と財産 産業社会論(1) 産業社会論(2) で、そこに私のも出てく

    ジョブとメンバーシップと奴隷制再掲(稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』に触発されて) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cybo
    cybo 2019/10/22
    「結論としては、まことに表層的な情緒論を振り回すヨニウム氏やイケノブ氏と違い、稲葉振一郎さんがローマ法、西洋法制史、日本法制史といった基礎法学の教養をきちんと踏まえて議論を展開している」
  • バラモン左翼@トマ・ピケティ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    21世紀の資で日でも売れっ子になったトマ・ピケティのひと月ほど前の論文のタイトルが「Brahmin Left vs Merchant Right」。「バラモン左翼対商人右翼」ということですが、この「バラモン左翼」というセリフがとても気に入りました。 http://piketty.pse.ens.fr/files/Piketty2018.pdf Brahmin Left vs Merchant Right:  Rising Inequality & the Changing Structure of Political Conflict (Evidence from France, Britain and the US, 1948-2017) 冒頭の要約によると: Using post-electoral surveys from France, Britain and the US,

    バラモン左翼@トマ・ピケティ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2018/05/04
  • ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学』(亜紀書房)をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=852 日リベラル・左派の躓きの石は、「経済」という下部構造の忘却にあった! アイデンティティ政治を超えて、「経済にデモクラシーを」求めよう。 すごくざっくりいうと、「リベサヨ」批判のです。 言うまでもなくネット上で用いられるこの言葉の99.9%で意図されている意味(リベラル=サヨク=バカ)ではなく、左翼のくせにリベラルに近寄る変な奴らというほとんど用いられることのない、しかしこの言葉を発明した人はそういう意味でこしらえたはずなのに、とぶつぶつつぶやき続けている意味でですが。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.c

    ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2018/05/04
    「左翼が知的文化左翼、バラモン左翼になっちゃって、経済を語らなくなり、そこを右翼ポピュリストにさらわれているというのは、洋の東西を問わない現象のようにも思えてきます」
  • 玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    そのものズバリ、聞きたいことをそのままタイトルにしたです。曰く:人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか? https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766424072/ “最大の謎”の解明に挑む! 働き手にとって最重要な関心事である所得アップが実現しないのは、なぜ? 22名の気鋭が、現代日の労働市場の構造を、驚きと納得の視点から明らかに。 ▼企業業績は回復し人手不足の状態なのに賃金が思ったほど上がらないのはなぜか? この問題に対して22名の気鋭の労働経済学者、エコノミストらが一堂に会し、多方面から議論する読み応え十分な経済学アンソロジー。 ▼各章は論点を「労働需給」「行動」「制度」「規制」「正規雇用」「能力開発」「年齢」の七つの切り口のどれか(複数もあり)を中心に展開。読者はこの章が何を中心に論議しているのかが一目瞭然に理解できる、わかりやすい構成とな

    玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cybo
    cybo 2017/04/19
    賃上げ交渉時に足元の物価を参照する事も要因の一つかも. // 労働力人口はアベノミクス以降, 反転して増加していますし, ずっと減少傾向にあった正社員数も増加に転じています. 少子高齢化では説明しづらいかと.
  • そんなに「近代」が嫌いなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日の1面左側のでかい記事に、例の『日会議』の菅野完さんが噛み付いていますが、これは完全に同意。 http://www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html(経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」) https://twitter.com/noiehoie/status/816430449266343936 しかし今日の朝日は酷いな。購読辞めたろかなと思うほど酷い。・・・「経済成長はえいえんなのか?」とかいう記事は酷すぎる。「朝日的なものが経済成長に懐疑的であること」の社会的罪悪を完全に理解してない。最低だよこれ。 https://twitter.com/noiehoie/status/816430986594422785 朝日の論説委員・原真人氏の記事らしいのだが、「経済成長してないとはいえない」として挙げられる事例が

    そんなに「近代」が嫌いなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2017/01/05
    「経済成長」という単語で思い浮かべるものがそれぞれ大きく違うってのはそうだろうな. よく分からないのは, 欧州の反緊縮の流れなんかを朝日新聞の論説委員が追ってないっぽいこと. 何故か国内で閉じた話になる.
  • 勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は(毎年恒例) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    毎年恒例ですが、日生産性部が世界の労働生産性国際比較というのを発表し、世間の生産性概念をこれっぽっちもわかってない連中があれこれとろくでもない戯言をまき散らすという季節がやってきたようで、これまたもう何年も前からブログでの毎年恒例の行事になっちゃってますが、飽きもせず同じ事を繰り返すことといたしませう。 http://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity001495.html (労働生産性の国際比較2016年版) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161219/k10010812081000.html (労働生産性 日は主要7か国の中で最下位) 従業員が一定の労働時間にどのくらいのモノやサービスを生み出すかを示す「労働生産性」の調査で、日は小売り業や飲業などで業務の効率化が進んでいないことなどか

    勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は(毎年恒例) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cybo
    cybo 2016/12/25
    アルバイトの時給(三大都市圏)は2015年辺りから結構な勢いで上がり始めている http://www.garbagenews.net/archives/2228492.html んで, このまま続けば, やがて価格に反映されて生産性も上がるんじゃないかなぁ.
  • そりゃそうなるよな - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161130/k10010790081000.html(自民と連合が5年ぶりに政策協議) ・・・自民党部で5年ぶりに行われた政策協議には、自民党から茂木政務調査会長らが、連合からは、逢見事務局長らが出席しました。この中で、連合の逢見氏は、「大きな影響力を持つ自民党との意見交換は大変ありがたい」と述べ、労働者の雇用の安定やすべての世代が安心できる社会保障制度の確立などを要請しました。 これに対して茂木氏は、「連合の政策に最も近いのは自民党ではないかと自負している。労働界を代表する連合との意見交換を通じて、働き方改革などの実現につなげていきたい」と応じ、協議を続けていきたいという考えを伝えました。 このあと連合の逢見氏は、記者団に対し、「相撲でいえば、お互いの感覚が一致して、立ち会いができた。自民党とは政策面での距離感は無く

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    cybo 2016/12/02
    「労働組合とは政治団体でもなければ宗教団体でもなく、況んや思想団体でもないのですから」
  • ドイツはジョブ型かメンバーシップ型か? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    こういう言い方をこの私がすると、「お前が言うか、お前が」という非難の声がどっと襲いかかってくるような気がしないでもないですが、でもやはり、こう言わなければなりません。 ジョブ型とか、メンバーシップ型とか、頭の整理のための概念なのだから、あんまりそれにとらわれてはいけませんよ、と。 いやもちろん、ごちゃごちゃした現実をわかりやすく認識するためには大変役に立ちます。 でも、ある国の社会のありようを100%どちらかに区別しきらなければいけないと思い込んでしまうと、かえってものごとの姿をゆがめてしまうことにもなりかねません。 どういうことかというと、大杉謙一さんのこんなツイートが目に入ってきたからなんですが。 https://twitter.com/osugi1967/status/803107321643548672 先日、ドイツ人を呼んでシンポをやったのですが、どうやら経営層の人材はジョブ型で

    ドイツはジョブ型かメンバーシップ型か? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2016/12/01
  • 人事異動は「怪現象」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    >日では毎年、・・・誰もが例外なく人事異動の対象になる (→リンク先) >メンバーシップ型にどっぷり浸かっていると当たり前になってしまいますが、・・・中国人にとっても、人事異動というのは「怪現象」なんですね。 年配の中国人においては、文化大革命時代(四十数年前!)、それこそメンバーシップ(としての義務)よろしく、ブルジョア気質を根こそぎ剥ぐ!ために都市部の若者たちが否応なく下放(農村部への強制送致、そこでの強制労働)させられたことを、思い起こすひともいるかもしれない。 ん? 社会保障給付用件が出身地(籍)にいないと対象にならない制度であったり、農村からきた労働者って数年でその地域に戻るような文化的習わしと申しましょうか?があったように記憶しておりますが(怪しい記憶ですよ。調べず書いておりますから、みなさんは調べてください)。そうすると人事異動で転勤はそもそもたとえば私が知っているシティッ

    人事異動は「怪現象」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2016/08/20
    "メンバーシップ型にどっぷり浸かっていると当たり前になってしまいますが、欧米人だけではなく中国人にとっても、人事異動というのは「怪現象」"
  • 欧米の労働組合は中国への市場経済国認定に反対 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今日から伊勢志摩サミットですが、日以外の欧米各国の労働組合がこんな声明を出していました。 https://www.etuc.org/press/afl-cio-clc-etuc-statement-granting-market-economy-status-china The American Federation of Labor and Congress of Industrial Organizations (AFL-CIO), the Canadian Labour Congress (CLC) and the European Trade Union Confederation (ETUC) strongly reject the granting of Market Economy (MES) to China. アメリカ労働総同盟産別会議、カナダ労組会議及び欧州労連は、中

    欧米の労働組合は中国への市場経済国認定に反対 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2016/06/02
    「日本の労働組合はこれに加わっていないという点も含めて、いろんな意味で世界の労働状況を考える素材になります」
  • 第4の矢は賃上げ@IMF - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    IMF(国際通貨基金)のスタッフが、日に「第 4 の矢を放つ準備を」求めています。第4の矢とは賃上げです。 http://www.imf.org/external/japanese/np/blog/2016/031416j.pdfがデフレから決別するには賃金上昇が必要である―これは全ての人が同意すると ころです。1995 年から正社員の賃金は僅か 0.3%しか上昇していません!たとえば、 利益が史上最高を更新したトヨタ自動車が 2015 年に決めた基給の引き上げは 1.1% です。また経団連に加盟する 219 社の平均は 0.44%にすぎません。和製英語で「ベー スアップ」と呼ばれる基給の上昇は久しく実現していないのです。・・・ なぜ日が賃金デフレに陥ってしまったかについてはこう的確に分析しています。 IMF スタッフの行った分析は、賃金が伸びなかったことには構造的な原因があ

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    cybo 2016/03/26
  • 松尾匡『この経済政策が民主主義を救う』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんの新著『この経済政策が民主主義を救う』(大月書店)をお送りいただきました。いつもいつもありがとうございます。 http://www.otsukishoten.co.jp/book/b214189.html 改憲に突き進む安倍政権。 これから景気はどうなるのか。 左派・リベラル派はどうすればいいか。 自由を守る最後のチャンス、あきらめるのはまだ早い! 中身は、目新しいことは何一つ書かれていません。松尾匡さんが繰り返し繰り返し倦むことなく説き続けていることを、改めてこれ以上ないくらいわかりやすく書き下ろしたです。 では何がこのの特色なのか?「むすびにかえて」に曰く、 このは大月書店から出てこそ意味があったと思います。 そう、マルクス・エンゲルス全集を出した日の代表的な左翼系出版社である大月書店から、(いんちきな「りふれは」ではない)まっとうなリフレ派経済学の(言葉のもっとも正

    松尾匡『この経済政策が民主主義を救う』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2016/01/20
    「妙な符合ですが、欧州左派の経済政策は、確かにアベノミクスと共通性が高いのです」「おかしな対立軸を立てようとすればするほど、世界標準の左派から乖離していくことになるという皮肉を指摘する役割」
  • 労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分

    連合総研の機関誌『DIO』311号をお送りいただきました。 http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio311.pdf 特集は「希望としての定常型社会〜成長戦略への対抗軸を求めて〜」で、次のような論考が並んでいるのですが、 希望としての定常型社会 広井良典……………………6 金利と利潤のない経済の構想 水野和夫 …………………10 救済から必要へ−寛容な社会と格差是正 井手英策 …………………14 社会的分断を超えて 筒井淳也 …………………18 正直言って、労働者の労働者としての利益を追い求めるために存在するはずの労働組合のシンクタンクが、こういう(あえてきつい言い方をしますが)腹ふくれ満ち足りたブルジョワの息子の手すさびみたいな議論をもてあそんでいて良いのでしょうか、という根的な疑問が湧いてくるのを禁じ得ません。特に最初の二つ。 心のビッグバンだの、精神革

    労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分
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    cybo 2016/01/20
    同じ再分配でも, パイが縮小している中でのそれは, パイの奪い合いになるわけで. パイの拡大中に, 拡大分を再分配するのとでは大きく状況が違う. // 再分配 = 金持ちを罰することって認識なのかなぁ….
  • 勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    産経の記事ですが、 http://www.sankei.com/politics/news/151218/plt1512180033-n1.html (労働生産性、先進7カ国で最低 茂木友三郎生産性部会長「勤勉な日が…残念な結果」) 日の生産性が低いことは以前から繰り返しブログでも取り上げてきていますが、この新聞記事を見てがっくりきたのは、日生産性部のトップともあろうお方が、こんな認識であったのか、といういささかの絶望感でありました。 茂木会長は、「日は勤勉な国で、生産性が高いはずと考えられるが、残念な結果だ」と評価した。 生産性のなんたるかがよくわかっていない市井の人々はよくこの手の間違いをしますが、さすがに日生産性部会長がこの言葉はないでしょう、と。 茂木会長は「労働人口が減少する日が国内総生産(GDP)600兆円を達成させるためにも、生産性の向上が必要で、特にサー

    勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cybo
    cybo 2015/12/23
    ただ, 個々の経営者に「サービス産業の生産性を上げるために賃金を!」といっても「どうぞどうぞ」で終わってしまう訳で, 結局, 一番効くのは人手不足かな, と. // 経済成長嫌悪の理由にもなってる気が. > 物的生産性概念
  • 外国人技能実習生に集団的労使関係を!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『労働法律旬報』8月上旬号には、びっくりするような論文が載っていました。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/1016?osCsid=fht3bf4ke3satb2ies74gs82f6 といっても、編集部企画の特集「労働者派遣法改正のゆくえ」ではありません。 [特集]労働者派遣法改正のゆくえ 2015年労働者派遣法改正案の問題点 ―衆議院における国会審議で明らかになった点を中心として=沼田雅之・・・07 「直接雇用申込みみなし」規定の分析=塩見卓也・・・19 派遣法「改正」の経過と背景=北 健一・・・27 どちらかというと、これらがわりと(少なくとも労働業界人にとっては)毎度おなじみの議論であるのに対して、今まで指摘されたことのない切り口で外国人技能実習生の問題に切り込んでいるのが [研究]外国人実習生

    外国人技能実習生に集団的労使関係を!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2015/08/20
    「心無い使用者の職場に実習に行くことになってしまった場合には、途中帰国、すなわち実習を断念する以外にその場から逃れる術はない。労使の力関係を見たとき、技能実習生は圧倒的に不利な立場に立たされている」
  • ユニクロの変形時間制 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日経の一面トップにでかでかと載っていますが、 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ19HPS_Z10C15A8MM8000/(ファストリ、週休3日制導入 地方の正社員1万人対象) ファーストリテイリングは10月、週に4日働いて3日休む制度を国内の全従業員の5分の1に当たる約1万人の正社員を対象に導入する。介護や子育てのために正社員を諦める層のつなぎ留めや採用増などにつなげる。人材獲得競争が激しくなる中、人手不足感が強い小売業やサービス業を中心に勤務体系を柔軟に見直し働き方を多様化する動きが広がりそうだ。・・・ 人手が集まらなくて店を閉めざるを得なくなっているWとかDとかを尻目に(http://www.asahi.com/articles/DA3S11922848.html)、かつては同じようにブラック企業と叩かれていたユニクロが、いまや限定正社員、ワ

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    cybo 2015/08/20
    「かつては同じようにブラック企業と叩かれていたユニクロが、いまや限定正社員、ワークライフバランスの星として賞賛されるようになるとは、今野さんらも予想もしていなかったでしょう」
  • 政治スト - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    毎日新聞に「安保法案:今こそ「伝家の宝刀」 労組、スト権確立続々と」という記事が載っていますが、 http://mainichi.jp/select/news/20150715k0000e040245000c.html 政府・与党が安全保障関連法案の成立を目指して突き進む中、労働組合で同法案に反対してストライキを構えようという動きが広がっている。ストライキは春闘の賃上げ交渉の手段にとどまらず、かつては日米安保条約改定などに反対する際にも「政治スト」として盛んに行われたが、1970年代半ばをピークに件数は減少の一途をたどってきた。だが、国民の間で安保法案への危機感が高まる中、「伝家の宝刀」が再び注目されている。【東海林智】 記事自体は事実を伝えているので別にいいのですが、最後の解説部分が大変ミスリーディングというか、間違った情報を伝えかねない危険性を感じます。 【ことば】ストライキ 組合員が

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    cybo 2015/07/20
    「そしてもっと深刻なのは、労働者の労働条件の向上という労働組合の本来の役割はあちらの方に放っておいて、政治団体か思想団体かと間違えられるようなことばかりがクローズアップされればされるほど」
  • クルーグマン on 最低賃金 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    別段目新しい話でもありませんが、ネット上で威勢の良い特殊日的な「りふれは」(「リフレ派」ではなく)には最低賃金を目の敵にして、雇用を失わせるに決まっているという方々が多数いることもあり、そういう彼らがなぜか(自分らの政治的立場とは異なるにもかかわらず)引用したがるポール・クルーグマンの昨日のコラム「Liberals and Wages」から、最低賃金に言及した部分を引いておきます。全然目新しい話ではありません。 http://www.nytimes.com/2015/07/17/opinion/paul-krugman-liberals-and-wages.html?rref=collection%2Fcolumn%2Fpaul-krugman&action=click&contentCollection=opinion®ion=stream&module=stream_unit&con

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    cybo 2015/07/20
  • 経済学部の職業的レリバンス(再掲) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    田由紀さんが意味不明のつぶやきをしていたので、思い出しました。 https://twitter.com/hahaguma/status/617745186106404865?p=p なんか今見てる手元のデータでは、経済学の大学教育の質がやばい感じなのだが…ごにょごにょ…寝よ… 大学の経済学部の教育のレリバンスについては、6年前にこんなエントリを書いてましたな。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-f2b1.html たまたま、今から11年前の平成10年4月に当時の経済企画庁経済研究所が出した『教育経済研究会報告書』というのを見つけました。体自体もなかなか面白い報告書なんですが、興味を惹かれたのが、40ページから42ページにかけて掲載されている「経済学部のあり方」というコラムです。筆者は小椋正立さん。ブログでも以

    経済学部の職業的レリバンス(再掲) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    cybo 2015/07/08