京都・自転車と聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか。 レンタサイクルでの観光?鴨川沿いをサイクリング? 京都に住んでいる人、住んだことがある人は別なことを思い浮かべるかもしれない。それが京都市による横暴な自転車撤去についてだ。 京都市は、全国でも屈指の自転車撤去政策を展開していることで知られる。その撤去活動は、土日祝日はもちろん、夜間も例外ではない。 今回は、僕も去年まで住んでいた京都市で行われている自転車撤去、そして京都市の自転車政策の問題点について指摘したい。 問題点1 知らない間に撤去されるまず驚くことだが、この自転車撤去作業を担当する事業者には、撤去前の放送の実施が義務付けられていないため、自転車利用者は「知らない間に」自分の自転車を撤去されてしまうのだ。 僕は百万遍交差点で撤去に伴う放送がされているのを聞いたことがあるが、店の中にいたら聞こえないし、そもそも自転車を停めている人
これまでもお伝えしてきているように、急激なペースで自転車ユーザーが増えてきているロンドン。ついに市交通局も公にその数が「過去10年で3倍に増えた」という表現を使うようになりました。つい先日は新しい道路プラン、「自転車クロスレイル」の構想も発表されたばかりです。 9月3日にロンドン市が発表した「自転車クロスレイル」から、国会議事堂前の大きなラウンドアバウト周辺の想像図。自転車レーンを対面通行で中心側に持ってきているので、歩行者と自転車のラウンドアバウトからの出入りはややこしそう ©GLA 10年で1600億円相当の自転車予算 ロンドンの朝の自転車通勤風景。スピードに乗ったサイクリストが次々に自転車レーンを通過していく 2014年4月の調査では、ラッシュアワー時における都心の主要道路で通過車両のうち最高64%が自転車、テムズ川にかかる各橋で半数~62%ほどが自転車であることが判明。車両別分類で
私は、東京都知事が自転車活用政策を推進することによって、2020年の東京オリンピックまでに、歩行者・自転車・クルマ三者が安全快適に通行できる都市になることを希望します。また私自身も、ルールを遵守して自転車を利用することを約束します。 新都知事への要望 1. 歩行者が歩道上を安全に通行でき、自転車が安全に走れる車道上の自転車レーンを軸としたロンドン、パリなどと同レベルの世界標準の自転車走行空間ネットワークを構築し、市民生活に優しいまちを実現してください。 2. 子どもたちや高齢者、女性(特に母親)など自転車利用者の安全と快適のために、クルマのドライバーが自転車を容易に認識でき、自転車利用者にとっても走行空間と進行方向が認識できるよう、路面にピクトグラムや矢印(矢羽根)をできるだけ早く、たくさんの道に描いてください。 3. オリンピックに向けて外国人観光客を含め、老若男女誰もが安心して歩ける街
NYC Bike ResourcesAre you new to cycling? New to cycling in New York? We’ve put together some resources to help you out with what you need to know about getting around by bike, parking your bike, and more. New Yorkers who have a bike to donate, or who need a bike to get around the city, we'll pair you with a neighbor to exchange.
「自転車専用レーン」の整備が全国で進む中、京都市上京区にある長さ260メートルのレーンの青い塗装を、市が「京都の雰囲気に合わない」と今月、赤茶色に塗り替えた。 警察庁などは「視認性が高い」などと青色を推奨し、京都府警が昨年1月に塗装していた。市の対応は「安全より景観優先」とも受け取られかねず、批判の声も出ている。 レーンは府警本部東側。整備時は道路管理者である市の予算措置が間に合わず、府警が青色に塗装した。警察庁などが2009年7月、全国の道路管理者と警察本部に「青色を推奨する」と通知していたためで、全国のほとんどのレーンが青系色という。 一方、市は伝統的な町並みに調和させるため、屋外広告物の色を条例で規制しており、ハンバーガーや牛丼のチェーン店、コンビニエンスストアの多くは看板などを茶系色や明るさを抑えた色にしている。 今回の塗り直しも景観保護の考えに沿ったもので、650万円をかけた。府
自転車専用レーンに違法駐車している自動車は邪魔なだけでなく危険ですらあります。各国様々な方法で違法駐車を摘発していますが、今回リトアニア・ヴィリニュス市の市長が「言うことをきかないヤツは軍事力をもって制圧する」という旧ソ連伝統のパフォーマンスを行ないました。 今回、BTR-60装甲車を持ち出したのはリトアニアのヴィリニュス市長、アーチュラス・ズオカス氏。市内の自転車専用レーンに違法駐車しないよう呼びかけるため今回の実力行使に至ったそうです。 ぶっつぶされたメルセデス・ベンツ社の旧フラッグシップ・W140。 いわゆる交通安全キャンペーンの一環なのか本気でキレたのかは定かではありませんが、市役所広報は市長のメッセージとして以下のように伝えています。 自動車とカネを持っているからといってどこにでも駐車していいというわけではない、ということを忘れてはならない。最近、そういうケースが増えているがもう
自転車に乗って日本の自転車事情を視察するデンマークのエレマン環境相(中央)=東京都中央区で26日、森禎行撮影 世界有数の「自転車大国」とされるデンマークのカーレン・エレマン環境相(41)が国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)出席のため来日し、東京の自転車事情を視察した。同国環境省は二酸化炭素削減につながるとして自転車の普及を支援しているが、自転車と歩行者の事故が急増している日本の状況を「大変悲しい」と語り、「自転車専用通路の整備と子供からの交通教育が重要だ」と強調した。【森禎行、馬場直子】 デンマークは人口100人あたりの自転車保有台数が約80台で世界3位とされる。首都コペンハーゲンでは市民約70万人の40%近くが通勤や通学に利用し、全国で約3000キロの自転車専用通路が整備されている。日本は面積が約9倍ありながら、専用通路は約2800キロにとどまっている。 エレマン環境相は
東京都渋谷区幡ケ谷周辺の都道にある自転車レーン。国土交通省などの自転車通行環境整備モデル地区として08年3月に設置された=2010年10月20日午後4時41分、梅村直承撮影 全国の都市部にある幹線道路3万キロ余のうち、車道の両端に歩道とは別に1.5メートル以上の余裕がある主要道約8100キロの8割強に当たる約6600キロで、自転車専用の通行帯「自転車レーン」を容易に設置できることが、国土交通省の研究者の試算で分かった。自転車と歩行者の事故が10年前の3.7倍に激増する中、両者の通行分離は急務だが、試算は、車道の両端に線を引くだけの自転車レーン設置により、主要道の大部分で両者の分離が可能なことを示している。 試算は、国交省国土技術政策総合研究所の大脇鉄也主任研究官が9月、都市部にある国道や都道府県道などの幹線道路計約3万900キロを対象に行った。車の交通量や平均速度などを国が調べた全国道路交
◇重大事故、高まる危険性 自転車と歩行者の事故急増について、元建設官僚で現在は自転車交通の研究に取り組む元田良孝・岩手県立大教授(59)が「政策的に自転車を軽視してきたことを反省している」と、毎日新聞の取材に語った。事故対策には自転車と歩行者の通行の分離が不可欠として「自転車専用の通行空間整備が必要。政府は腰を据えなければならない」と訴えた。【北村和巳、馬場直子】 元田氏は75年に旧建設省入省。キャリア技官として道路行政全般を担当、土木研究所交通安全研究室長や大阪国道工事事務所長などを歴任した。98年に退官後、自転車道整備の歴史や利用実態などを研究する中で、自転車行政の不十分さを痛感したという。 官僚時代は、車の激増による渋滞深刻化を受け、車の円滑走行に向けた道路整備ばかりを考えていた。92年に「自転車先進国」とされるオランダを視察、整備された自転車道を見て、「こういうものがあることを初め
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