TVアニメ「ヒナまつり」の魅力に迫るインタビュー連載、第12回。原作者の大武政夫さんとアニメ監督の及川啓さんの話はヒートアップ! 原作やアニメのシリーズ構成の秘話も明かされた注目のインタビューをどうぞ! ――原作も14巻まで出ている人気作品ですし、アニメ化にあたってのエピソードの取捨選択も苦労されたのではないかと思うのですが。 大武:原作の分量があるから、何を入れて何を削るかは相当話し合いましたね。 及川:まず(大武)先生にどうしても入れたいエピソードを言ってもらい、次に僕の入れたいエピソードを言って、その上でシリーズ構成の大知(慶一郎)さんにシナリオを書いていただきました。ちなみに私はマオの無人島のエピソードを入れたいと言いましたね。 大武:大知さんは、最初「いやー無理じゃないですか」って言ってましたね(笑)。 及川:そうですね(苦笑)。ですがあのエピソードはマオの一人芝居がシュールで好