7月10日は「ウルトラマンの日」。50年前の昭和41年に、ウルトラマンシリーズの嚆矢(こうし)である「ウルトラマン」の第1話が放送されたのは7月17日だが、その1週前に番組の宣伝イベント「ウルトラマン前夜祭」が録画中継され、ウルトラマンが初めてテレビに登場した日なのだ。そのウルトラマンで、科学特捜隊の紅一点、フジアキコ隊員として活躍した女優の桜井浩子(70)がシリーズ50年を語った。自身は作品の中で、宇宙人に巨大化させられた過去を持つが、桜井は、あの人気女優にも、巨大化を勧めたことがあったという。 「50年前、こういうことになるとは思ってなかったので、感無量。いい作品に出てよかったなと思います」 シリーズ50年、今もなお新番組が作られ、人気が続いていることについて、開口一番、迷いなくそう話した桜井。桜井と円谷プロの関わりはウルトラマンよりも前にさかのぼる。 「ウルトラマン」放送開始の半年前