共産党の志位和夫委員長は9日付の党機関紙「しんぶん赤旗」の紙上で、カルロス・ゴーン被告の保釈に関する自身の発言を撤回すると表明した。6日の記者会見で「裁判所の判断も問われてくる」と述べてツイッターなどで批判されていた。志位氏は発言を報じた7日付の赤旗の記事について「保釈自体を批判したかのようになっているが、保釈後の政府の対応の問題点を述べたもので、保釈そのものを批判する発言は行っていない」と紙上で説明した。 志位氏は紙上で「人質司法と批判される現在の司法制度の改善を求める党の立場を明確に述べておらず、誤解を受けるあいまいさを残している」とも説明。9日付の赤旗は志位氏の表明を受けたとして「記事の該当部分を削除する」と記した。【笈田直樹】
![共産党の志位氏 ゴーン被告保釈巡る発言撤回 「赤旗」紙上で表明(毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4b33a9e2d1bb1428777b3d10a6cc79298d4312c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20200109-00000084-mai-000-view.jpg)