記事一覧 車社会に異変?電車通勤じわり浸透 相互乗り入れ契機、環境にも配慮 (2016年9月7日午前7時20分) 仕事を終え、福井鉄道福武線の急行列車に乗り込む会社員ら=6日、福井市順化1丁目の市役所前停留場 1世帯当たりの車の保有台数が全国トップの福井県で、電車通勤スタイルが徐々に浸透している。えちぜん鉄道と福井鉄道の通勤定期利用者は、本年度に入ってから昨年度を1割上回るペースで推移。駅近くのパークアンドライド駐車場にマイカーを止め、電車に乗り換えて会社に通う人も多い。県は、3月27日の相互乗り入れ開始をきっかけに「環境に優しい電車を見直す動きが広がっているのではないか」とみている。 えち鉄の通勤定期利用者(4〜7月の4カ月間)は延べ22万9564人。昨年度同期を11%上回り、月別では▽4月8%増▽5月10%増▽6月11%増▽7月14%増―と右肩上がりで推移している。この傾向は福鉄も同