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昨年、日本では名門大学の学生による集団強姦や疑惑が相次いだ。なくならない性暴力と性暴力被害者を取り巻く偏見について、私たちはどう立ち向かうべきなのか。 『ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』(亜紀書房)は、昨年9月に日本語訳版が発売されたアメリカのノンフィクションだ。著者のジョン・クラカワー氏は、『空へ』『荒野へ』などの著書を持つベテランの書き手。『ミズーラ』では、2010年から2012年にかけてモンタナ州ミズーラにある州立モンタナ大学の名門アメフトチーム選手が起こした複数のレイプ事件(集団レイプを含む)を取材した。 本書では、レイプ事件の詳細を被害者らが実名で語る(被害に遭った6人のうち5人が実名で取材に応えている)。裁判記録などから加害者の言い分も明らかになるが、そこでわかるのは、加害者と被害者の間に大きな認識の差があることだ。加害者の多くは、自分の行為をレイプではなく
この社会は、平等ではない。不平等だ。それを ただしたい。平等を もとめたい。単純にいえば、それだけのことです。 多数派には名前がない(ヤマト人=和人として、その責任を ひきうける)。 - hituziのブログじゃがー じつは、うえの記事は、ほとんどの部分を ファミレスで かきあげました。あるとき 本を いくつか もってファミレスで のんびり本を よんでいたのですが、そのなかにユン・コンチャ(尹健次)さんの『「在日」を考える』平凡社ライブラリーがありました。序論が刺激的だったのです。一部だけ紹介します。 …「日本人」とか「日本国民」という実体は存在していないといって、それらをすべて虚構として放り出してしまっていいというわけではない。現に在日朝鮮人が被差別の存在であるとするなら、その在日はいかなる集団なのか、また在日を差別しているマジョリティはいかなる集団なのか。それを具体的になんと表現すれば
山本直樹『レッド』1巻 『ビリーバーズ』で果たせなかったもの 最初にちょっとおさらい。 すでに山本の『ビリーバーズ』についての感想のところで書いたとおり、山本はオウム事件に際して、 「一連のオウム騒動のあと、『似た騒ぎが昔あったな』と思い出して、連合赤軍関係の本を読んでみた。すると『これがおもしろかった』。 『閉鎖された環境のなかで観念だけがどんどん地面から浮き上がってきて、ついには暴走する。そういった怖さみたいなのを描いてみたいなと……』」(中野渡淳一『漫画家誕生』p.124) ということで『ビリーバーズ』を描いた。 『ビリーバーズ』はオウム事件ではなく、オウム事件を契機にして山本が連合赤軍事件を知ることにのめりこみ、まさしく連合赤軍事件を描いたものであった。 連合赤軍事件が他の事件と違うのは、当事者たちの詳細にして膨大な記録が存在することである。その記録を読むうちに、山本が「魅せられて
フェミニズムBattered Women’s Protective Strategies*1 という論文(というか、何? まとめみたいなの)が今月になってアメリカの VAWNET.org という女性に対する暴力に反対する団体から出た。新しい発見が! とかではないのだけれど、暴力の被害に遭っている/遭っていた女性が、単に無力だったり無知だったりして何もアクションが起こせなかったり、受動的な実践(泣き寝入りとか暴力への感覚麻痺とか認知の歪みとか)しかやっていないという偏見とは異なり、日々様々なやり方で暴力と向き合って、それをなんとかしようと様々な実践を積極的に、本人たちの最も適切と思うやり方でやっているのだということを前面に出して様々な統計を出しているところが、この論文のいいところだと思う。まず最初の2つの段落からして重要。訳は適当。When exploring battered women'
民族について、あるいは国民国家論。 小坂井敏晶(こざかい・としあき)『民族という虚構』東京大学出版会 酒井直樹(さかい・なおき)『死産される日本語・日本人』新曜社 ましこ・ひでのり『日本人という自画像』三元社 アンダーソン『定本 想像の共同体』書籍工房早山 田中克彦(たなか・かつひこ)『ことばと国家』岩波新書 西川長夫(にしかわ・ながお)『増補 国境の越え方』平凡社ライブラリー 花崎皋平(はなさき・こうへい)『増補 アイデンティティと共生の哲学』平凡社ライブラリー スチュアート・ヘンリ『民族幻想論』解放出版社 エリクセン『エスニシティとナショナリズム』明石書店 アイデンティティについては、つぎの4冊を。 石川准(いしかわ・じゅん)『アイデンティティ・ゲーム―存在証明の社会学』新評論 石川准『人はなぜ認められたいのか―アイデンティティ依存の社会学』旬報社 上野千鶴子(うえの・ちづこ)編『脱ア
某掲示板での某A氏との議論で消耗してはいるのですが、たまには栄養になる本を読まないと続かなくなるので。 この本、まだ読み途中なのだが、あまりにも衝撃が大きかったので、そこだけ紹介する。 内容はタイトルの通り子どもの貧困についてである。子どもがいる世帯の貧困、と言ってもいいだろう。 冒頭、子ども時代の貧困が、後の人生にどう影響するかの調査結果の紹介がある。子ども時代の貧困は、その語一生にわたって不利になる、ということだ。これはあくまでも統計的な調査であって、貧困を乗り越えて立派な人生を歩んだ人はもちろん大勢いたのだろう。しかし、学歴やら収入やら健康やらで明らかに子ども時代に貧困であった人々は不利であるということが示される。親の因果が子に報い…ではないが、本人の責任ではない、子ども時代の貧困が、その後一生にわかってつきまとうのである。 貧困とはなにか。絶対的貧困と相対的貧困の概念が示される。本
『総説 アスペルガー症候群』にあるウィングの論文の締めの部分。アスペルガー症候群の概念が広がるきっかけをつくったウィングが回顧をしている。 本章の初めに述べたことに今一度立ち戻るならば、皮肉な言いかたに聞こえるかもしれないが、1981年の論文で「アスペルガー症候群」という用語を使った者の責任として、この用語が独立した実体として存在することに著者は強く反論する。著者が最初の論文のテーマにこの用語を採用した理由は、ドイツ語でアスペルガーが用いた「自閉的精神病質(autisticpsychopathy)」というレッテルを避けるためであった。ドイツ語では精神病質はパーソナリティ障害を指すが、英語では反社会的精神病質と同義に用いられることが多い。「アスペルガー症候群」という用語は、論を進めるのに十分ふさわしく、その行動パターンの性質について特別な意味を含まない中立的な言葉だと著者は判断したのである。
シチメンチョウ(七面鳥)は すごかった - hituziのブログ 無料体験コース いったい、肉で腹をみたすために、どれほど ゼータクなことをしているのでしょうか。肉の値段は、もっと たかくて いいはずです。それこそ、金もちだけが たべてれば いいんです。なんで肉がファーストフードに なりえるんですか。 肉が いまのように やすいのは、ほとんどアメリカのおかげだと いっていい。アメリカが家畜のエサを 大量に つくってくれているからこそ、肉が やすくなるわけだ。アメリカは効率よく合理的にトウモロコシや大豆を 大量に つくっている。それを 日本は輸入している。 何度も指摘してきたように、肉食はコストが かかる。それにもかかわらず、肉は やすい! おどろくほどだ。だから、肉を よく たべているひとは、一度くらいはアメリカにお礼を いってほしい。感謝してほしい。それがスジではないだろうか。 わたしは
あたえることには 意識的。うばいとることには 無自覚。 - hituziのブログじゃがー うえの記事を かいたとき、わたしは ほとんど 頭が まわっていませんでした。かなしくて しかたが なかったのですね。 わたしは、知的障害者の施設で しごとを しています。きのうは当直でした。2時間くらいは ねむりました。けれども、ずっとずっと かんがえごとを していました。決着が ついたのか。結論は でたのか。なにも わかりません。 その夜、ずっと かんがえごとを しながら、ある フレーズが 頭を まわっていました。そのフレーズが、どうしても はなれなかったのです。ただ、そのフレーズを かいてしまっても、どうにも ならないではないかと 感じられたので、かくのは やめたのでした。けれども、きょうは かきます。冷静な いま、かいておきます。 それは、「わたしは ケーサツの テサキだ」ということでした。 こ
ダビッド・ベー『大発作―てんかんをめぐる家族の物語』明石書店。 フランスのマンガです。ダビッド・ベーさんは けっこう有名なマンガ作家らしいです。 おおきな本で、400ページちかくある。白黒の世界で、主人公には てんかん発作のある あにと、いもうとが いる。主人公が作者本人で、家族のことを かいている。おさないころから、あにの発作を 治療しようと、あらゆる医療や民間療法、宗教に たすけを もとめる。ほんとうに、ふりまわされている。てんかんが なおれば、どんなに いいだろうという きもちに。そういった感情を ぬぐいさることが できるまでには、時間が かかったのでした。てんかんを なくすことは できないでしょう。けれども、医療の ちからで てんかんのまま、うまいこと発作と つきあっていけるように することは できる。それは むしろ社会のありかたに左右されるものだ。医療だけに たよらざるを えない
10_Matcher(マッチャ−)OB訪問支援サイト 柴田英知 Matcher(マッチャ−)というウェブ上の新卒大学生および大学院生のためのOB訪問支援サイトに登録させていただきました。国際協力キャリアに関するお悩み相談に無料でのっています。 11_ストアカ 国際共創塾 国際開発コンサルタント養成講座 国際協力の分野で働きたい方へのキャリア形成支援と、参加型開発にかかる研修をおこなっています。 1_HP版 歩く仲間 歩く仲間のオリジナルサイトです。2000年3月18日から2011年11月29日までの記事のアーカイブです。目次は、こちらです。 http://arukunakama.life.coocan.jp/contents.htm また、新しいサイトは、こちらになります。 「ブログ版 歩く仲間」 http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/ 2_ブ
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