今年、大きな話題のひとつが中国からの大気汚染である。緊急に解決しなければならない大問題であることに違いないが、実際の解決には長い年月を要するのが現実だ。 しかし、この問題に関しては「かなり防げたはず」というのが私の意見である。実は私が中国からの大気汚染の問題を強く認識したのは20年前であった。私は子供の頃から重度のぜん息とアトピーを抱えているのだが、成長に伴っていったんはほぼ完治の状態にまで漕ぎ着けたにもかかわらず、25年ほど前から急に悪化に転じたのである。 冬場に悪化することから当初は花粉を疑った。しかしよーく観察してみると、花粉の飛散レベルと悪化の度合いは必ずしも一致しておらず、むしろ偏西風が強まった後に悪化することがわかった。 ここから黄砂を疑った。ありとあらゆるものにアレルギーを持つ体ゆえ、花粉は無関係ではないと考えられるが、自分自身を使ったテストや情報収集から、明らかに花粉以外の
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