Googleが「8.8.8.8」というIPアドレスで公開しているDNSサーバーであるGoogle Public DNSが、BGPハイジャックを受けたようだ(Geekなページ)。 「ベネズエラにあるAS7908(BT LATAM Venezuela,S.A.)が8.8.8.8/32を広告したことが原因」だという。
人気ゲーム「Battle Field」シリーズを開発しているEA Digital Illusions CE(DICE)では、フィードバックのためオンラインプレイにおけるプレイヤー同士の対戦結果やプレイ内容などを測定・記録しているそうだ。しかし、そのデータと「インターネット上のユーザーの声」が食い違うことがあるという(GameIndustry International、Choke Point)。 プレイヤーは時に自分の勝利が阻まれると、ゲームのシステムやバグに責任転嫁をしてしまい、それが事実とは異なる声として広まってしまうことがあるという。DICE側は実際のプレイデータから取得したデータを見られるため、その声が事実とは異なるということが分かるが、一般ユーザーにはそれが分からないため、主観的な意見がメーカーに改善を求るネットユーザーの大きな声となることもあるという。 とはいえ、ユーザーからの
フィッシングやソーシャルエンジニアリングなどの詐欺行為は、専門家などの判断なしに識別したり防御することは難しい。10月8日、米陸軍研究所は、ペンシルベニア州立大学、カリフォルニア大学、デービス大学の研究チームに対し、人間の介入なしに対応可能なコンピュータセキュリティシステムを開発するため、2320万ドルの助成金を提供すると発表した。このプログラムの期間は5年間とされているがオプションで10年まで延長が可能。その場合は2500万ドルの追加資金が投入されるという(Slashdot DataCenter、本家/.)。 プロジェクトは、特定の相手とオンライン攻撃の種類を検出するリスク判定システムと最小コストと手間でそれらの脅威をブロックすることに焦点を当て、防衛手段を正確に自己判定し決定できるような人間の行動モデルを開発するという。米陸軍研究所のディレクターであるAlexander Kott氏は、
ソフトバンク関連企業のブロードメディアが、インターネット経由でゲームを提供する専用ハード「G-cluster」を6月20日に発売する(プレスリリースPDF)。価格は本体が9,980円、コントローラとセットになった「基本セット」が13,800円。ソフトは1本525円~2,940円程度で、特定のタイトルが遊び放題のプラン(月額525円)も用意されている。 G-clusterは、サーバー側でゲームのプログラムを実行し、映像および音声のみをネットワーク経由で端末に配信する「クラウドゲーミング」専用端末。ゲームのラインアップとしては「LEGO Harry Potter」や「イースⅠ&Ⅱクロニクルズ」などの著名タイトルをそろえる。コナミや日本ファルコム、ユービーアイソフトなどがゲームを提供する模様。 コントローラはPC用のものも利用できるとのことで、また本体サイズは49×90×11mmと非常にコンパク
フリーランスのJava開発者Anthony Goubard氏は、「わずか30日」で開発したというオープンソースのオフィススイート「Joeffice」を発表した(NETWORKWORLD、本家/.)。現在はアルファ版で、ワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションプログラムとデータベースソフトウェアが含まれている。WindowsやMac OS X、Linuxで動作するほか、Webブラウザで動作するオンライン版も用意されている。 同氏は開発過程をYouTube上に公開しており、Joefficeの開発にかかった時間はわずか30日だったという。Goubard氏によれば、このオフィススイートはNetBeansプラットフォームを使用して構築され、一般的なオープンソースのJavaライブラリを使用しているという。ライセンスはApache 2.0 Licenseとのこと。
MozillaおよびOTOYは5月3日、JavaScriptで実装されたHDビデオコーデックライブラリ「ORBX.js」を発表した(マイナビニュース、SourceForge.JP Magazine)。 ORBX.jsを利用することで、特定のプラグインなどをインストールすることなしにWebブラウザ上で動画コンテンツのストリーミング再生が可能となる。対応するWebブラウザは FirefoxやChrome、Opera、Safari、IE10など。Windows、Linux、Mac OS XやモバイルOSなど、などさまざまな環境で使用できるという。 ORBX.jsをリモートデスクトップクライアント向けのコーデックとして利用することも可能で、サーバー上で動作しているAutodeskやPhotoshop、ゲームなどを実際にWebブラウザ上から操作するデモも披露されたという。
Engadgetによると、GoogleとMPEG LAがVP8規格のライセンスについて合意したという。VP8や旧VPxの動画圧縮に必須である「可能性のある(may be)」技術について、Googleがライセンスを取得したという。 かつてMicrosoftがWindowsMedia(VC-1)をロイヤリティフリー(もしくはMPEGより安価)と発表したものの、結局MPEG特許をベースとしてることが明らかになったが、同様のオチになった模様。 ffmpegのソースを見るかぎりどこが特許に当たるかわからず、基本アルゴリズムはどう見てもMPEGと同じだろと思えたので、想定通りのオチ。 『VP8や旧VPxの動画圧縮に必須である「可能性のある」(may be) 技術』ということは、WebM(VP8ベース)が出る前にロイヤリティフリーの動画フォーマットと目されていたOgg Theora(VP2ベース)もまた
Google が Chrome に新しい通信プロトコル "QUIC" を実装している (François Beaufort のGoogle+ への投稿、TechCrunch Japan の記事より)。 QUIC プロトコルは UDP プロトコルを改良したもので、暗号化、基本的な確実性制御など高機能化したものだそう。QUIC は数日前に Chrome へマージされているのが確認できる (Code Review の Issue)。 2009 年に Google は SPDY を発表し (/.J 記事)、HTTP 2.0 の規格ベースとして SPDY が採用されたが、Google は QUIC も UDP 2.0として規格化していくつもりなのだろうか?
現在では、HTML5の登場によってさまざまなアプリケーションをWebブラウザ上で動かせるようになった。しかし、3Dグラフィックについてはまだまだ未開拓だ。Webブラウザ上で3Dグラフィックを表示させる規格であるWebGLは、HTML5では標準化されていない。Microsoftはセキュリティ上の懸念から、Appleは自社製プラットフォームとの競合の問題からWebGLをサポートをしていないことも課題になっている。さらにAndroid陣営もモバイルブラウザではWebGLのサポートを行っていない。Adobe Flashはオプションで3Dグラフィックスをサポートしていたが、HTML5標準化の過程でモバイル分野から撤収してしまった さらに、(プラットフォームごとに必要とされる技術が異なるため)多くの人々にリーチするためにはChrome/Firefox向けのJavaScriptやWebGL、Three.
2月11日、TwitterとAmerican Express(Amex)は新たな提携を行った。その内容は、特定のハッシュタグを付けてツイートすると、American Expressのギフトカードをもらえたり、指定製品を安価で買えるといったサービスを付けるというもの。現時点では米国限定のサービスのようだ。条件としてはAmerican Expressのカードを所有し、カード情報とTwitterアカウントをひも付けしておくこと、American Expressがリプライが来たら、15分以内に特定のハッシュタグを用いて2回目のツイートを行う必要があるといった内容(/.Business Intelligence、CNET、本家/.)。 本家記事によると、人間は現金よりもクレジットカードを使用するときの方が、より多くの消費を行う傾向にあるという研究がある。今回のような簡単なツイートだけで恩恵を受けられ
開発者でありブロガーでもある Dave Winer 氏の 28 歳の友人は大学院でコンピュータサイエンスを専攻する非常に聡明で教養もある人物だそうだ。しかし今まで MacWrite と MacPaint を知らずに生きてきたことに氏は驚いている。コンピュータサイエンスではアルゴリズムやデータ構造、(まだ研究が始まったばかりの分野ではあるが) ユーザエクスペリエンスといった「より重要な」分野の陰に隠れ、このような影響力の大きかったソフトウェアについて学ぶ機会はないそうだ。 この分野は言わば映画史やロック史などと肩を並べソフトウェア史とでも言えるものではないだろうか。殿堂入りに値する、影響力の大きかった初期のソフトウェアには何を選ぶ? 本家 /. 記事につけられたコメントでは例えば VisiCalc や GeoWorks、また他にも Apple II のフライトシミュレータや Zork などが
昨年の話題ではあるが、ソニーが日本に設置していた業務システム用サーバー全てをシンガポールのデータセンターに移転した (日本経済新聞の記事、nikkei BPnet の記事より) 。 データセンターは東京と名古屋に分散していたが、自然災害の多い日本で分散させるよりも、より安全な場所にシステムを移すべきという議論になった。アジアのシステムを集約するデータセンターについては当初、日本や中国、香港、マレーシア、シンガポール、オーストラリアの 6 カ国・地域を比較した。コストやインフラ、データセンター事業者のサポート状況、自然災害やカントリーリスクなどの指標を比べ、最終的にシンガポールを選定したという。 ソニー以外にもサントリーホールディングス、OKI データなども日本向けのサーバ群を海外に移転している。
ZDNet Japan の記事で、開発者が注目すべき 10 のスキル 2013 年度版が公開されている。元ネタは TechRepublic の記事。曰く 10 のスキルとは、 モバイル開発NoSQL単体テストPython または RubyHTML5Windows 8REST を使ったウェブサービスJavaScriptjQueryUX (ユーザーエクスペリエンス)とのこと。ちなみに 2012 年度版 (TechRepublic 版) と比較すると、なんと何一つ追加も削除もされていないという驚愕の事実。各項目の詳細には変化があるが、項目としての変動はないようだ。 この事実を TechRepublic (およびその邦訳を掲載した ZDNet Japan) が気付いているかどうかは別として、/.J としては追加すべき、あるいは削除するべき項目をあーだこーだ言うのがお昼休みの雑談ネタとしてはよろしい
クレーンでぬいぐるみなどの景品をつかみ取るクレーンゲームはゲームセンターの代表的なゲームだが、このクレーンゲームをネット経由で遊べる「ネットキャッチャー『ネッチ』」なるサービスが登場した (4Gamer.net の記事より) 。 クレーンゲーム筐体とライブカメラを組み合わせ、Web ブラウザ経由でクレーンを操作できるというもので、景品が取れた場合、実際にプレイヤーにその景品が郵送されるという。ネッチポイント (NP) というポイントを購入してプレイする形で、1 プレイは 1000 NP (100 円) になるという。 最小限の説明しかない簡素なサイトにやや不安はあるが、外に出ずともクレーンゲームをプレイできるのは画期的。欲しいアイテムがあるが公衆の面前でプレイするのが恥ずかしいという人にも歓迎されそうではある。ちなみにクレーンゲームの実機はお台場の倉庫スペース内に確保してあるそうだ。
CDN サービスを提供している CloudFlare 社のブログによれば、米国時間の 2012 年 11 月 6 日、Google のサービスが約 27 分停止する事態に陥ったらしい。気がついたのは CloudFlare 社のネットワークエンジニア。彼は AS 番号や経路情報などから Google のネットワークを調べたところ、トラブルの原因がインドネシアの ISP「Moratel」の経路にあることをを見つけ出した。そして Google に連絡。Google はこの経路への対策をとったことで、サービスは復旧を果たしたという。ネットワークエンジニア氏がオフライン状態に気がついてから、わずか 6 分半で障害は解決したとしている (CloudFlare blog の記事、本家 /. 記事より) 。 このブログによれば、このオフライン状態はインターネットの人口の 3 〜 5 % 程度影響を与えたの
キム・ドットコム氏は、今年1月に閉鎖されたMegauploadの後継となるストレージサービス「Mega」を来年1月から開始すると発表した。現在、サーバーを提供するホスティングパートナーや、出資者などを募集中だ(ティーザーサイト、 Parity Newsの記事、 Reutersの記事、 CNET Japanの記事、 本家/.)。 Megaは米当局による干渉を避けるため、米国内のホスティング業者とは組まないとのこと。トップレベルドメインにはガボン共和国の「.ga」を使用し、「me.ga」というドメイン名になる。一方、Megaではファイルの暗号化がサポートされ、アップロードしたユーザー以外は勝手にファイルにアクセスできないようになる。また、違法にコピーされたコンテンツがアップロードされた場合、ユーザーの行為に対する責任をMegaに問わないという条件で、権利者に対して直接ファイルを削除することを許
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