高知大学に国立大学としては初めて、人口減少や過疎への対策を専門的に学ぶ学部がこの春、新たに設けられ、3日、第1期生が入学しました。 このうち、新設された「地域協働学部」は、人口減少や過疎への対策を専門的に学ぶ学部で、第1期生67人が入学しました。 教育の特色は、過疎の深刻な地域へ実際に赴き、住民の人たちと一緒になって振興策を考えるなど、フィールドワークを重視していることです。 高知県をはじめ、過疎に悩む各地で深刻なのは、若者が仕事を求めて都会へ出て行くことで、学部では「地域で仕事を創り出せる人材」の育成を目指しています。 新入生の1人で、高知県四万十町出身の神尾はなさんは、「地元は過疎化が深刻で、消滅しそうな所もある。この学部ではフィールドワークがたくさんできるので、さまざまな人と交流したい。将来は公務員として地域の活性化に貢献したい」と話していました。 学部長の上田健作教授は「高知は、少