ブックマーク / takehora.hatenadiary.jp (6)

  • 「外形監視」という訳語の間違い - Webパフォーマンスについて

    要約 Synthetic Monitoringに「外形監視」という訳語を当てている方がいるのですが、Syntheticの意味は「外形」ではありません。 Syntheticは「合成」という意味です。 ですから、日語訳を付けるのであれば、「合成監視」です。 また、External Monitoringの訳語として、「外形監視」という訳語を当てて書いている人も見かけます。 正しくは、 Synthetic Monitoring ... 合成監視 External Monitoring ... 外部監視 です。 何故、Synthetic Monitoringは、「合成監視」なのでしょうか? その歴史と背景を解説します。 Synthetic Monitoringとは何か? Synthetic Monitoringとは、計測システムから、対象システムに対して能動的にアクセスして、性能や可用性に関するデ

    「外形監視」という訳語の間違い - Webパフォーマンスについて
    daiki_17
    daiki_17 2019/07/06
  • HTTP/2が速いという幻想 - Webパフォーマンスについて

    難しい話じゃないです。 皆さん、ご自分でChrome Developer Toolで簡単に確認できますから、やってみて下さい。 このブログでも、過去に統計分析をした結果は掲載したんですが、「盲信」はそうそう簡単には消えないようでして… takehora.hatenadiary.jp takehora.hatenadiary.jp 以下の図は、Chrome 63.0.3239.108での結果です。 CDNにFastlyでもAWS CloudFrontでも、どのCDNを使って実験して頂いても結構です。 CDNを使わずに、Webサーバ単体でも結構です。 同様の結果になります。 どちらもHTTPS通信です。 どちらも同じオリジン、同じファイル構成です。 HTTP/1.1は、Keep-Alive設定が入っています。 HTTP/1.1での配信 … Load Event 70ms HTTP/2での配信

    HTTP/2が速いという幻想 - Webパフォーマンスについて
    daiki_17
    daiki_17 2017/12/27
  • Webパフォーマンスの振り返り 2017 - Webパフォーマンスについて

    2017年も、残り一か月となりまして、WebパフォーマンスのAdventカレンダーがスタートしましたので、今年のWebパフォーマンスの動向を振り返ってみます。 Googleさん大活躍 今年は、Webパフォーマンス(表示速度)の認知が浸透した一年でした。 その大きな要因は、やっぱり、Googleさんの活動ですね。 昨年のQ4に、Googleの大口顧客向けに、パフォーマンスの重要性を、役員クラスに直接会って説くと共に、今年は更に裾野を広げて、パフォーマンスの重要性を説いて回って、かなり認知が広がったと思います。 Googleさんが顧客に配布している資料を拝見したのですが、三つの事が書かれています。 Webパフォーマンス(表示速度)は収益に大きな影響を及ぼす Webパフォーマンスを高速化しないと、オンライン広告の成果を最大化できない Webパフォーマンスは、オーガニック検索に影響がある その上で

    Webパフォーマンスの振り返り 2017 - Webパフォーマンスについて
    daiki_17
    daiki_17 2017/12/04
  • HTTP/1.1とHTTP/2を比較する ― 第一回「HTTP vs HTTPS Test」 編 - Webパフォーマンスについて

    HTTP vs HTTPS(www.httpvshttps.com) 実はこの記事は、2014年12月に書いておいたものです。計測データを新しくして、修正してあります。 海外でも日でも、このHTTP vs HTTPS Testが公開された当初は、テストとしてどうなの?という、「適正さ」が問題視されたので、「まぁ、いいか」、と思って公開しなかったのです。 よくwww.httpvshttps.comがSSLの高速化の証拠として挙げられているので、ちゃんと公開しておこうと思いました。 このサイトが、太文字で書いて以下のように主張しています。 Encrypted Websites Protect Our Privacy and are Significantly Faster (暗号化されたWebサイトは、我々のプライバシーを守り、且つ、有意により速い) しかし、注釈が付いていて、このように書い

    HTTP/1.1とHTTP/2を比較する ― 第一回「HTTP vs HTTPS Test」 編 - Webパフォーマンスについて
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    daiki_17 2016/06/23
  • 2015年Computer Measurement Group AA Michelson Awardはワシントン大学Raj Jain教授が受賞 - Webパフォーマンスについて

    AA Michelson Awardとは Computer Measurement GroupのAA Michelson Awardとは、コンピュータの計測とパフォーマンスの評価の分野で優れた功績のあった方に捧げられる賞です。 Computer Measurement Group Computer Measurement Groupは、日ではあまり知られていないのですが、1974年に設立された、歴史の長い世界的なパフォーマンスに関する非営利団体です。 主たる目的は、 パフォーマンスの最大化のための既存システムのパフォーマンス評価に関する事項 既存システムの拡張や新システムの設計の際に、リーズナブルなコストで十分なパフォーマンスを引き出すためにどのようなリソースが必要であるかを評価するキャパシティマネジメントに関する事項 の情報やベストプラクティスの共有、議論などです。 Webに限らず、パ

    2015年Computer Measurement Group AA Michelson Awardはワシントン大学Raj Jain教授が受賞 - Webパフォーマンスについて
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    daiki_17 2015/12/03
  • 「超チューニング祭 ~ニコニコを超快適にしてみた~ in ニコニコ超会議3」の問題点 - Webパフォーマンスについて

    来る2014年4月26日(土)・27日(日)に、「ニコニコ超会議3」が開催され、その中で「超チューニング祭 ~ニコニコを超快適にしてみた~」が開催されるそうです。 これは、現行のスマートフォンサイトのTopページのソースファイルを競技者がチューニングして、速度やデザイン・UIの改善をして、速度と使い勝手を競うのだそうです。 「これは面白そうだ! 会場は家から近いし!」と思って参加するつもりでいましたが、事前調査で計測してみた結果、フロントエンドのチューニングでは速くならないことがわかったので、その内容について説明します。 (主催者の方にも、フロントエンドのチューニングでは速くならないという情報は伝えてあります。) まずは、計測データ まずは実際のトップページ(http://sp.nicovideo.jp)の計測データを見てみましょう。 計測は、NTT DoCoMoとSoftBankの3G回

    「超チューニング祭 ~ニコニコを超快適にしてみた~ in ニコニコ超会議3」の問題点 - Webパフォーマンスについて
    daiki_17
    daiki_17 2014/04/17
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