米著作権局は米国時間7月26日、「iPhone」などのモバイル機器のジェイルブレイク(脱獄)について、今後は米国の著作権法に違反する行為とはみなさないことを明らかにした。 この決定は、米著作権局が3年ごとに実施している見直し作業の一貫として下されたもので、モバイル機器メーカーが搭載している保護機構を解除して「モバイル機器でソフトウェアアプリケーションを実行できるようにする」行為は許容されるとしている。 米著作権局はまた、DVDで使用されているコピー防止機構を無効化することも認めた。ただし、「ドキュメンタリー映画制作」、非営利のビデオ、および教育での利用に限定してのことで、DVDが破損した場合に備えるなどの個人利用目的でバックアップコピーを作る行為については、適法とみなすに至っていない。また、ビデオゲームのディスクやBlu-ray Discのバックアップコピーを作る行為も、今回の見直しの対象
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