eclipseコンパイラ調査報告書
eclipseのコンパイラ ここでは、eclipseのコンパイラを変更する際に、念頭に置くべき事柄を述べる。 eclipseのコンパイラの概要 eclipseでのJavaの開発支援は、org.eclipse.jdt.coreプラグインが行っており、Javaのコンパイラもこのプラグインの中に含まれる。 JDTのコンパイラはJikesで使用されているパーサージェネレータJikesPGで生成されている。文法定義は、plugins/org.eclipse.jdt.core/grammarディレクトリに収められており、J2SE1.4用の文法定義ファイルは、java_1_4.gである。 文法定義ファイルからJDTをビルドする方法は、文法定義ファイルからのコンパイル方法章を参照。 後述のjikesPGがLALR(1)の文法を扱うため、eclipseのコンパイラはLALR(1)の文法を扱う。 JDTのコン
Eclipse エディタ調査報告書
Eclipseのエディタ 本章では、Eclipseのエディタの構造、およびその変更方法につい て記述する。 まず、事前準備項でソース閲覧のための準備について述べ る。Eclipse のテキスト編集機能項で、Eclipseのワークベ ンチが提供する汎用エディタとその基本機能および実装について説明する。 そして、JDT の Java エディタ項で Java 専用エディタの実装につい て、ワークベンチのエディタ機能との関連を交えて説明する。 最後に、 Java エディタの拡張項で、Java エディタへの機能追加の実 装事例を紹介するとともに、pxml 対応 Java エディタを実装する上での課題に も触れる。 事前準備 本ドキュメントを理解するうえで、Eclipse のソースおよび、これを効率よく 閲覧するためのツールが必要不可欠である。 そこで、本ドキュメントを読み進めていく上での事前準備とし
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