残念ながら ユーザガイドを見る限り、 現バージョン (1.0-milestone-1) の Gradle には 環境毎に構成を変更できるような機能 (Maven の profile のような機能) は 実装されていないようです。 実際に実務で使う場合、絶対に必要な機能だと思うのですが なぜないんだろう... と思ったら、Groovy にあるじゃないですか!! Groovy にはとっても便利な ConfigSlurper があります。 ConfigSlurper を使えば、簡単に 環境毎に構成を変更できます。 ConfigSlurper については id:fumokmm さんの GroovyのConfigSlurperがめっちゃ便利 が非常に参考になります。 ConfigSlurper では environment.groovy environments { deveropment { se
マルチプロジェクトは個人的には大変なので余りやりたくないのだが、規模が大きくなると様々な理由で必要になってくる。Gradleにももちろんマルチプロジェクトをサポートする機能がある。今回はそれを紹介。 そもそもマルチプロジェクト化する理由って? プロジェクトによって色んな理由があると思うが、うちだと以下のような理由がメインかな。 ビルドのルールを標準化したい ビルド時のソースエンコードとかビルドターゲットのバージョンとかバラバラにならないように統一したい。 依存ライブラリのバージョン定義を集約したい 各プロジェクトで使っているOSSライブラリのバージョンがバラバラ...なんてことを避けたい。 ビルドスクリプトを簡略化したい 同じような処理を各プロジェクトで記述するのは無駄だし、メンテナンスも大変。どこかに共通化して定義して、各プロジェクトのビルドスクリプトはすっきりさせたい。 サブプロジェク
さくさく開発にかかせないのが、データベースのマイグレーション。 今回は、Flywayを使って、GradleのタスクとしてFlywayのマイグレーションが実行できるようにします。FlywayはJava向けのDBマイグレーションフレームワークの一つで、個人的にはシンプルで扱いやすいかなと思って気に入ってます。機能面での比較は、Flywayのトップページの下の方にあります。強いてマイナス面を挙げるなら、ロールバック(=スキーマのダウングレード)ができない点くらいでしょうか(その辺の見解はFAQで言及されています)。 GradleとFlywayの連動を行うにはいくつか選択肢があります。素直にgradle-flyway-pluginを使ったり、GradleからAntタスクを呼び出す方法なども検討しましたが、最終的に、FlywayのコアAPIを使ってカスタムタスクを独自に作る方法を採用しました。 とい
今回は 前回作成した 『プロパティファイルを native2ascii するカスタムプラグイン』 を JAR ファイルで公開する方法について まずは、こんな感じでカスタムプラグイン用のプロジェクトを作成します。 Native2AsciiPlugin.groovy には 前回の Groovy ファイルをそのまま置きます。 あとは <プラグイン名> + .properties ファイル (今回の場合 native2ascii.properties) に implementation-class=com.bluepapa32.gradle.plugins.Native2AsciiPluginのように実装クラス名を記述するだけです。 このプロパティを追加しておくと 各プロジェクトでは apply plugin: "native2ascii"みたいに プラグイン名を指定できるようになるので、とっても
ビルドツールと言えば... やはり Maven と Ant が主流だと思いますが、今更ながら Gradle が飛び抜けてすばらしい。 今まで Maven や Ant を使っていたのが 笑えてくる。 あの忌々しい XML 地獄から抜け出せるだけでも十分すばらしいのですが... Gradle には他にもいっぱい良いところがあって 一言では言い表せないので http://www.gradle.org/tutorials.html http://www.gradle.org/0.9.2/docs/userguide/userguide.html を見てもらったほうがよいと思う。 中でも マルチプロジェクト ビルド は非常に興味深い... と言うことで... 喜んで Ant から Gradle に移行しようとしたのも束の間 いきなり java プラグイン で プロパティファイルが native2as
しばらく書いていないと忘れてしまうのでメモ。 Gradle(Groovy)なので柔軟に書けちゃうので、これが正解というわけではないです。 基本的な設定 java, mavenプラグインを設定する。 apply plugin: 'java' apply plugin: 'maven' pom.xmlのgroupId、artifactId、versionの元ネタを設定する。archiveBaseNameは省略可能。その場合、プロジェクトのフォルダ名が使われる(参考)。archivesBaseNameの代わりに、jar.baseName でもOK。 group = 'com.github.wadahiro' archivesBaseName = 'maven-upload-sample' version = '1.0' uploadArchivesタスクを設定する。 uploadArchives
Gradle easily supports Java web applications through the “war” and “jetty” plugins. This tutorial will show you how to quickly make a simple Java Servlet web application. Our basic project structure will be: basic-web src main java com codetutr HelloWorldServlet.java webapp WEB-INF web.xmlFirst, create a folder called basic-web, and then let’s create the Gradle build file inside the folder: build.
またまたGradleネタです。Gradleなどのツールでビルドしつつも普段の開発やユニットテストはIDEで行うというのはよくある話。GradleではIDE開発をサポートするプラグインも用意されています。 Eclipse Plugin IDEA Plugin 今回はこのうちEclipse Pluginに関していくつかTipsを紹介。 Eclipse Pluginを使うと何ができる? プロジェクトからEclipseの各種設定ファイルを自動生成することができる。Mavenで言うところのMaven Eclipse Pluginと同じような物。 Eclipseのプロジェクト情報である.projectファイルや、クラスパスを定義した.classpathを生成することができる。 この時、Gradleで定義した依存関係も解決してくれるので、MavenみたいにJARを自動でダウンロードしてEclipseのク
追記1: コメントでの指摘を受け、gvmに関する記述を削除 この記事は、日経ソフトウェア 2013年 06月号 04/24発売 のステマ記事です。 6月号に、@keiji_ariyama(前座部分担当) と 僕(Gradle概要担当) と @sys1yagi(Android対応部分担当) という分担でGradle入門的な記事を書きました。 ですが、僕の目的としてはトップゲート社員への布教を主目的と考えて書いたため、本来要求されている分量を(わざと)大幅にオーバーして書いていました。雑誌に掲載されなかった溢れ分をネットで公開して良いか打診した所、「全文掲載でも良いですよ」という豪気なお許しを頂いたのでここに公開します。この場を借りてお礼申し上げます。 プロの編集さんの手を経て、だいぶわかりやすく噛み砕かれたものが雑誌のほうには掲載されていますので、ここに書いてある内容が難しいなぁ…と思ったら
はじめに Gradleは、Javaの開発者を対象にしたビルドツールです。 また、Gradleの情報源は、Gradle User Guide (翻訳版はこちら)という素晴らしいものがすでにあります。 今回のコラムでは、Javaの開発にターゲットを絞り、すぐ使えて実際の開発現場へ適用できることを目的とした、ビルドツールGradleのスタートアップガイドを紹介していきます。 ご自身や周りで、次のような方がいらっしゃいませんか? AntやMavenなどのビルドツールを使っていない AntやMavenを使っているが、XMLに苦しめられている 私はプログラマだ Groovyに興味はあるが、導入のきっかけがない
前 maven2gradle を使ってみた(メモ) - hd 4.0 で maven2gradle で生成した build.gradle を使って eclipse + wtp で開発できるようにしたのでメモ。 以前の状態だと war 作ったり jettyRun で起動したりはできたけど eclipse + wtp で動かない状態だった。やはり個人的には eclipse で開発できないと辛い。 Gradle STS Support のインストール eclipse で gradle 使うなら多分これが今のところ一番よさそう。まぁコマンドラインでもいい・・というかコマンドラインで十分な気もしないでもないが。 どっかで STS 入れなくても単体で動くとか見たんだけど、 STS がないと認識されてないっぽかったので STS を入れる。重いらしいがまぁ Spring も使うし・・。特に何も考えず Ma
※ 本ページは、Gradle - Documentationを翻訳したものです。 Gradleプロジェクトは、ドキュメントの品質を高めるよう日々努めています。 ドキュメント自身、Gradleによりビルドされており、すべてのコードスニペットおよびサンプルは、Gradleのコードベースが変更されるたびに自動的にテストされ、常に正しく保たれると同時に最新版の内容が反映されるようになっています。 ユーザーガイド ユーザーガイド (分割版HTML、1ページ統合版HTML、PDF)では、Gradleのコンセプト、機能、コアプラグインについて詳細に記述されています。 チュートリアルで基本的なタスクの動作を体験したり、インストール方法を知ることもできます。 もちろん、オライリーのGradleシリーズも忘れずにチェックしてください。 リファレンス資料 リファレンスとして最初に参照するべきドキュメントは、DS
Mac OS X 各種開発・実行環境構築手順 - Shinya’s Daily Report 開発言語であるGroovyとビルドツールであるGradle。まとめてインストール記録をメモ。 ※当手順についてはHomebrewをベースにしているため、事前にHomebrewのインストールが必要です。詳細は以下を参照 Mac OS X 開発環境構築手順:Homebrewインストール - Shinya’s Daily Report Groovyのインストール んで、手順。brewコマンドで一発です。 $ brew search groovy groovy groovyserv $ brew install groovy ==> Downloading http://dist.groovy.codehaus.org/distributions/groovy-binary-1.8.6.zip #####
tamagawa ryuji @tamagawa_ryuji blogありがとうございました。改めて思ったんですけど、やっぱMavenのいい本欲しいと思いません?@kohsukekawaさんもコメントくださっているように、ずいぶんここに欧米との差があるような気がして。 @masanobuimai @lino_s #jenkinsja ikikko @ikikko @tamagawa_ryuji 欲しい!ただ、今からMavenを頑張るよりはGradle/SBTを普及させる方にいったほうがいいのかなーとも思ってます。Mavenもそれまでと比べると画期的なんですが、今はXMLの辛さもでてきてるので。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く