家庭はすでに崩壊しているにもかかわらず、さまざまな要因から離婚に踏み出せない“ゾンビ”の如き夫婦生活を送る男女が絶えない。子供を理由になかなか離婚を選べない彼らだが、もしも熟年離婚を考えるならタイミングはいつがベストなのだろうか?数多くの夫婦問題に携わってきた行政書士の露木幸彦氏に聞いた。 将来的に子供の独立などを契機に離婚すると決心したなら、どんな道筋を立てるべきなのか? 数多くの夫婦問題に携わってきた行政書士の露木幸彦氏はこう語る。 「熟年離婚を実行するならば、望ましいタイミングとしては定年前です。定年後では退職金が支給され、年金も確定します。つまり、どれくらい財産を分けるかが明確になってしまうわけです。一方、定年前なら退職金も離婚後の年金分割も曖昧で、支出も抑えられる。また、定年後に離婚交渉を進めると、死別を待つほうが金銭的に有利なので、離婚に応じてもらえないことが多いんです」 離婚
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