「つまらぬものを斬ってしまったというセリフ、ご存じかと思いますが…」。人気アニメを用いて、自身の胸の内を表現した37歳の被告。東京オリンピック・パラリンピックがまさに開催されていた2021年8月、走行中の…
乗客が逃げ惑う車内 提供:木村さん(@siz33) 衆院選の開票作業が全国各地で始まる直前の午後7時55分ごろ、東京都調布市の京王線布田―国領駅間を走行中の新宿行きの上り特急電車(10両編成)で、まるでハロウィーンの仮装のような服装の男が突然刃物を振り回したのだ。 この電車に乗っていた山梨県上野原市の木村俊介さん(32)が車内の状況を振り返る。 「渋谷に行こうと思って電車に乗っていました。ちょうど真ん中あたりの車両でした。椅子には空きがあって、立っている人はいませんでした。19時57分ごろですかね、最初は5、6人の人が後方車両から走ってきた。ハロウィーンで騒いでいるのかな、と思ったら『マズいぞ』『前にいけ』と。消火器がどうのこうのと言っている人もいました。するとガスボンベが爆発したような大きな『ボン』という音が聞こえて、炎と煙が連結部から見えたので、前方車両に逃げました」
車内で牛刀を振り回し計10人を刺傷 「電車に乗り込んだ対馬容疑者は、持っていたトートバッグから牛刀を取り出し、先頭車両(10両目)から7両目に移動しながら乗客を切りつけっていったようだ。実際に切りつけられたのは4人だが、それ以外にも殴られるなどして、男性5人と女性5人の乗客計10人が重軽傷を負っている。 しかし途中で牛刀の柄が折れたため、トートバッグにいれていたサラダ油を取り出し、周囲に撒いた。チャッカマンで火をつけようとしたが上手くつかず、位置情報がバレないように慌ててスマートフォンを投げ捨て、現場から逃走した」(捜査関係者) 祖師ヶ谷大蔵駅のホームを調べる警察官 ©時事通信 現場にはサラダ油の容器とみられるものとチャッカマン、そして犯行に使われたと思しき刃物が落ちていたという。小田急小田原線は7日午前0時15分までに計158本が運転を見合わせ、約4万9000人に影響が出た。 「現場から
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