「踏切ゼロ」で知られる東急田園都市線ですが、かつてはいくつかあったようです。うち最後まで残ったのはどこで、現在はどうなっているのでしょうか。現地へ行ってみました。 田園都市線と横浜線を越えていた 東急田園都市線は渋谷駅を起点に神奈川県大和市の中央林間駅までを結ぶ、全長30kmあまりの通勤路線です。川崎市や横浜市のベッドタウンを経由することから利用者は多く、全車両が10両編成で運行されています。 そんな田園都市線は、「踏切ゼロ」の路線としても知られます。特に溝の口駅(川崎市高津区)以西は丘陵地帯をイチから開発した区間であり、掘割やトンネル、高架などで道路と交差しています。ただし、かつては複数の踏切があり、最後の箇所は平成時代まで残りました。 拡大画像 東急田園都市線で使われる2020系電車(2021年10月、大藤碩哉撮影)。 最後の踏切があったのは田奈~長津田間、名称は「田奈1号踏切」です。
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