京王線で、車両と車両の間の通り抜けができない「非貫通車両」が解消されそうです。どのような背景があるのでしょうか。また、どの車両が対象になるのでしょうか。 「車両代替新造による非貫通車両の解消」を推進 京王電鉄は、2026年度までに「駅構内・車内における防犯・セキュリティ対策」として、車両新造によって「非貫通車両」を解消する方針です。 拡大画像 「非貫通車両」が残る京王7000系(画像:写真AC)。 京王線では、8両編成と2両編成、または6両編成と4両編成の列車が連結して10両編成として走行することがあります。この場合、連結する部分は、構造的に車内の通り抜けができない「非貫通車両」となります。 京王線では、2021年10月に車内傷害事件、2022年7月に京王八王子駅危険物所持者侵入事件が発生。こうした事件への対応力強化や未然防止策を強化することになり、「車内非常通報装置の対話式化」とあわせて
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