「発達障害」にはどんな特性があるのか。東京大学の加藤進昌名誉教授は「発達障害の人の多くは、人との関わり方の困難さ、変化への適応のしにくさがあり、他人からどう見えるかには無頓着で、ソーシャルスキルのつたなさがある。ただし、周囲の理解があれば、知能や学力の高さを活かすこともできる」という――。 ※本稿は、加藤進昌『ここは、日本でいちばん患者が訪れる 大人の発達障害診療科』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 そういえばこんな人どこかで見たかも… 発達障害の人の多くは、人との関わり方の困難さ、変化への適応のしにくさがあり、他人からどう見えるかには無頓着で、ソーシャルスキルのつたなさがあるものの、知能や学力は高く、真面目で実直な性格が見て取れます。 もしかしたら、「学校にこういうタイプの子がいた」「会社の新入社員に似たような人がいる」と思い当たる人もいるかもしれません。ASDの人、あるい
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