「発達障害児の療育」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? 手先のトレーニングをする作業療法、言葉の理解や発語の訓練をする言語療法でしょうか。多くの病院で発達障害児向けに用意があるのはこの2つかなと思います。かく言う私の息子も、4歳から病院の言語療法に通っています。 欧米ではこれらの療育に加えて「音楽療法」という療育方法が盛んに研究・実践されており、病院・社会福祉・障害児の療育等の現場に広く普及しています。 息子は3歳のときに音楽療法に出会いました。私自身が翻訳の仕事をしているため、欧米の文献を日常的に目にします。その中で、発達障害児に関する欧米の研究成果を読んでいるとき、音楽療法に行き当たったのです。 幸い、自宅から車で40分ほどの隣町に、スペシャルニーズの子どもたちに向けて音楽療法を行っている場所がありました。重度知的障害のある子どもから軽度の発達障害児まで、様々な子どもたちがセッ
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