最近にわかに耳にする機会が増えてきた、『ADHD』という言葉。「注意欠陥多動性障害」の略で、発達障害の1つです。以前は、子供に特有の障害だと言われていましたが、継続調査により、大人になっても、この障害による困難が続いている人もいることが判明。海外に比べると、日本はまだまだ理解が遅れているそうで、皆さんの周囲でも、気づかずにADHDの症状に悩んでいる人がいるかもしれません。 ADHD(注意欠陥多動性障害)の特徴 ではまず、ADHDにはどんな症状があるのでしょうか。代表的な症状には、以下のようなものがあります。 ・集中できない。注意散漫。刺激に気を取られやすい ・計画的に物事を進められない ・人の話が最後まできちんと聞けない ・物事を先延ばしにする。面倒な用事を始められない ・忘れっぽい。忘れ物や紛失物が多い。「今すべきこと」を意識し続けられない ・飽きっぽい。デスクワークや単調な仕事が苦手。