【読売新聞】 3日に発表された昨年の犯罪情勢統計(暫定値)で、虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告された子どもは10万8050人となり、17年連続で過去最多を更新した。前年比1%の微増だったが、コロナ下で被害が潜在化してい
【読売新聞】 3日に発表された昨年の犯罪情勢統計(暫定値)で、虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告された子どもは10万8050人となり、17年連続で過去最多を更新した。前年比1%の微増だったが、コロナ下で被害が潜在化してい
新型コロナウイルスの感染拡大が続いた2021年――。最新の犯罪統計資料を見ると、刑法犯罪が減少する一方で、DV(家庭内暴力)と児童虐待が増加するという特徴が見られた。 刑法犯の認知件数は2002年をピークに減少 警察庁は2月3日、「令和3年(2021年)の犯罪統計資料」を公表した。それによると、刑法犯認知件数は前年比7.5%減少し、56万8148件と前年に引き続き戦後最少を更新した。 刑法犯の認知件数は、2002年の285.4万件をピークに減少を続けている。19年間で約230万件(80.1%)も減少している。直近5年間でも認知件数は2017年の91万5042件から34万6894件(37.9%)も減少している。 ただ、重要犯罪の認知件数は2017年の1万888件と比較すると、2065件(18.9%)減少しているものの、2020年の8935件から2021年は8823件とわずか112件(1.2%
2022年の全国刑法犯認知件数が、20年ぶりに増加する見通しとなったことが警察庁の統計で分かった。刑法犯認知件数は02年の369万3928件をピークに19年連続で減少。21年は56万件台まで減ったが、今年は新型コロナウイルスによる自粛生活が緩和され、人流が戻るにつれて街頭犯罪が増加しつつある。 刑法犯認知件数が底打ちすれば、刑法犯以外も含めた犯罪全体が増加傾向をたどらないか、警察は警戒している。 警察庁によると、刑法犯認知件数はコロナ禍の影響で20年、21年は大きく減少。特に20年は多くの人が外出を控えた影響で過去最大の下落率(17・9%)を記録した。 しかし、今年11月末時点の認知件数は54万9884件。21年の同じ11月末時点と比べると、5・5%(2万8840件)増えた。このまま推移すれば、年間を通して21年の認知件数を上回る見込みとなっている。 特に増加が目立つのは、自転車盗だ。11
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