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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (8)

  • ロシア軍特殊部隊用ナイフ "カラテル" - 火薬と鋼

    前から探していたスペツナズ用のナイフをようやく入手できたので紹介したい。 このナイフはロシアのMelita-K. Knives (Мелита-К)の"カラテル (Каратель)"というナイフだ。 Melita-K. Knives for life Melita-Kの公式サイト GRUを含め、ロシア軍の特殊部隊で使われてるとされている。 "カラテル"は英語にすれば"パニッシャー"だが、日語にはいい訳語がない。 私がこのナイフを知ったのは、まだ2chの軍用ナイフスレに書き込んでいた頃だ。各国のコンバットナイフの画像を探し、軍事画像フォーラムのMilitaryphotos.netで見たのが初見である。しかしロシアのナイフについては英語圏では販売ルートはおろか、情報すらろくになかった。その後ちゃんとした情報を得て実物を買うまで何年もかかってしまった。 一応説明書らしき紙がついてきた。実物と

    ロシア軍特殊部隊用ナイフ "カラテル" - 火薬と鋼
    daitom
    daitom 2018/08/02
  • 『はたらく細胞』の白血球(好中球)のナイフはアンチテロではなくカラテルではないか - 火薬と鋼

    現在放送中の『はたらく細胞』というアニメがある。 人体内部の細胞や細菌を擬人化した同名の漫画が原作である。 はたらく細胞(1) (シリウスコミックス) 作者: 清水茜出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログ (7件) を見るこの作品に登場する白血球(好中球)は体内に侵入した細菌やウイルスと戦う時にナイフを使う。 このナイフ、原作コミックで設定が描かれており、ロシアのナイフ・アンチテロをモデルにしたとある。 このため、アニメ放送開始からこのナイフの実物の画像を公開しているウチの記事ロシア軍特殊部隊ナイフ"アンチテロ"を紹介する人が増えた。 しかしこの漫画とアニメのナイフは、よく見ると同じ製造会社Melita-K社の別のナイフ・カラテルのほうに似ているのである。 (上)アンチテロ (下)カラテル アンチテロは細身で先端にいくほど鋭く

    『はたらく細胞』の白血球(好中球)のナイフはアンチテロではなくカラテルではないか - 火薬と鋼
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    daitom 2018/08/02
  • ニューヨーク市警の犬に対する発砲の統計から - 火薬と鋼

    9月14日、千葉県松戸市で人に噛み付いた犬に対して警察官3人が13発発砲したという事件があった。 この事件で思い出したニューヨーク市警(NYPD)の統計を出してみる。 NYPDの統計については2008年にニューヨーク市警の命中率から - 火薬と鋼として紹介したように詳細な記録が公開されている。今回の事件報道で動物、特に犬に対する発砲の統計があったのを思い出したのだ。アメリカでは犬が人を襲う事件が多く、NYPDのように犬を含む動物への発砲の統計を出している警察もある。NYPDの統計を至極単純にまとめると警察官の犬に対する発砲の命中率は人間相手の場合より高く、ほとんどの場合一つの事件につき1〜2回の発砲で終わっている。 もちろん銃も違えば状況もそれぞれ違うわけで、この統計から今回の発砲の数が妥当かどうか主張したいわけではない。そういう検証は統計との比較よりは個別の状況で見るほかない。 なお、ニ

    ニューヨーク市警の犬に対する発砲の統計から - 火薬と鋼
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    daitom 2015/09/16
  • ダイバーのナイフ格闘技術 - 火薬と鋼

    下の動画は、以前別のところで紹介したもので、システマ・マイアミが公開した動画だ。 (別にシステマの技術というわけではない) https://www.youtube.com/watch?v=WQicnNnqmvo 深さ70フィート(約21.3m)の水中でスキューバダイビングの装備をつけての対ナイフ技術の練習の様子である。 全体に動きが緩慢になること、そして浮力のために投げ・関節技で相手の全身が動くことがポイント。 この動画はナイフ対素手だが、ロシア軍では潜水下でのナイフ対ナイフ格闘についての技術もある。 その資料から一部を引用する。 水中で有効な攻撃をするために相手を引き込んだり掴んだりしてナイフで攻撃する技術が興味深い。 http://www.unibos.org/rubric/64/588/より 同様の資料はhttp://spec-by.ucoz.ru/publ/spenazovcu/s

    ダイバーのナイフ格闘技術 - 火薬と鋼
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    daitom 2014/09/29
  • 学校図書館と検閲の事例 (1) (追記あり) - 火薬と鋼

    化け物を殺すのは人だけ - 北沢かえるの働けば自由になる日記 小学校の図書室から『ぼくらの七日間戦争』をはじめとした『ぼくら』シリーズが撤去されたという話があった。 この話題に関連して、過去の学校図書館と検閲の事例を紹介しよう。 アメリカの事例を出そうと思ったが、情報整理に時間がかかるので日の例から。 参考文献は日図書館協会図書館の自由に関する調査委員会編『学校図書館図書館の自由』日図書館協会(図書館と自由 第5集) 日の事例 愛知県立高校図書館 学校図書館は、教育的配慮に基づいた自主規制が行われる可能性をもつ。学校図書館においても幅広い資料を提供することで生徒が多様な情報を入手できるようにすべきであるが、実際にはそうはなっていない。 例えば、全国学校図書館協議会|全国SLA制定の各種基準|全国学校図書館協議会図書選定基準を基準としてもかなり一面的・一方的な情報の統制は可能だ。

    学校図書館と検閲の事例 (1) (追記あり) - 火薬と鋼
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    daitom 2013/08/24
  • 実用品としてのリボルバーの現在 - 火薬と鋼

    http://bipblog.com/archives/3385874.html こんなまとめがあった。ある程度知識がある人には心底どうでもいいレベルの掛け合いなので、あえて読まないほうがよい。 このブログではリボルバーについてまとめて書いたことはなかったので、実用品としてのリボルバーについて解説してみよう。フィクションで銃を扱っている人にも何かの参考になるはずだ。マニアには既知の話ばかりなので退屈かもしれない。 リボルバーの長所から見る実用性 リボルバーの長所には以下のようなものがある。 (1) 動作不良を起こしにくい リボルバーは、弾詰まりやスライドの閉鎖不良などのトラブルが起きない。 また、仮に弾の不発があってもトリガーをもう一度引けば(普通のダブルアクションのリボルバー)なら、次の弾を撃つことができる。オートのようにリカバリーに手間取ることもない。 これが最大のメリットである。ただ

    実用品としてのリボルバーの現在 - 火薬と鋼
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    daitom 2011/07/15
  • 栄養学の歴史:食卓の恐怖 - 火薬と鋼

    栄養学の歴史 (KS医学・薬学専門書) 作者: ウォルター・グラットザー,水上茂樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/28メディア: 単行購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (3件) を見る 図書館の蔵書の都合上、品、栄養関係のを見る機会がやたらとある。 この分野はカジュアル化した擬似科学、あるいは迷信というものが入り込んでいて、色々と悩ましい。 特に公共図書館ではその手の擬似科学に対抗する資料が少ないため、バランスを取ることが難しい。 その手の情報について、基礎的な流れを把握したい人にお勧めなのが今回のだ。 タイトルだけ見ると栄養学という学問や研究の歴史だけ扱っているように見えるが、それだけのではない。 原題はTerrors of the table : the curious history of nutritionといい、これは現在広く受け

    栄養学の歴史:食卓の恐怖 - 火薬と鋼
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    daitom 2009/03/06
  • アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない銃の間違い 指・手編 - 火薬と鋼

    2009年最初のネタは大晦日に言及したアニメ・漫画の銃の間違いについて。 フィクションの中の銃の間違いと言うと掃いて捨てるほどネタが多く、傷している人も多いのではないかと思う。 そこで、ここでは間違いの中でも言及されることが少ないが重要な部分を取り上げる。もちろん間違いがつまらなさにつながっているという訳ではないが、リアリティのある描写を売りにしていて間違いがあると、改善してほしいと思うことはある。 さて、皆さんはアニメや漫画で銃が出てくると、どこに注目するだろうか。 銃の輪郭、ディティールを見るのは当然として、多少のマニアともなれば銃の作動や操作を見るようになる。 そして今回取り上げる「指・手」の問題は操作の問題だ。 アニメや漫画に出てくる銃を見て、その名前を判別できる人は多いが、その操作の際、指や手はどのようにその銃に接しているかを知っている人は少ない。 恐らく銃というものを銃単体で

    アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない銃の間違い 指・手編 - 火薬と鋼
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