ニューヨーク市警の犬に対する発砲の統計から - 火薬と鋼

9月14日、千葉県松戸市で人に噛み付いた犬に対して警察官3人が13発発砲したという事件があった。 この事件で思い出したニューヨーク市警（NYPD)の統計を出してみる。 NYPDの統計については2008年にニューヨーク市警の命中率から - 火薬と鋼として紹介したように詳細な記録が公開されている。今回の事件報道で動物、特に犬に対する発砲の統計があったのを思い出したのだ。アメリカでは犬が人を襲う事件が多く、NYPDのように犬を含む動物への発砲の統計を出している警察もある。NYPDの統計を至極単純にまとめると警察官の犬に対する発砲の命中率は人間相手の場合より高く、ほとんどの場合一つの事件につき1〜2回の発砲で終わっている。 もちろん銃も違えば状況もそれぞれ違うわけで、この統計から今回の発砲の数が妥当かどうか主張したいわけではない。そういう検証は統計との比較よりは個別の状況で見るほかない。 なお、ニ

[machida77]

昨日のブコメに書いた件。ニューヨーク市警の報告書の一部を翻訳しつつグラフを紹介。

[c_shiika]

犬とお巡りさん、困ってしまってパンパンパパン、パンパンパパン（発砲）

[rna]

真打ち登場。意外に命中率高くてびっくりした。犬はそういう訓練でもされてなければ銃口向けられても避けないか… とはいえ10発以上も少数ながらある。どういう状況の違いがあったのだろう。

[ytn]

今回のケース、リボルバー装備の制服警官3人とすると最低1人は全弾撃ち尽くしてるからね。過剰防衛的という方向と下手すぎという方向で批判は可能だと思う。

[IkaMaru]

ボクサーが人を殴った時のように、ピットブルに関しては事故時の飼い主への罰則を厳しくすべきじゃないか

[sds-page]

犬とおまわりさん

[koinobori]

これは面白い指摘、というか統計。まさかこんな統計があるとはという驚きが先に来てしまう。

[terazzo]

例のムキムキのやつの犬種か＞23匹中22匹の犬種がピットブル

[D_Amon]

「NYPDの統計を至極単純にまとめると警察官の犬に対する発砲の命中率は人間相手の場合より高く、ほとんどの場合一つの事件につき1～2回の発砲で終わっている」乱射ではなくきっちり狙って撃っていることがうかがえる

[houyhnhm]

ちゃんと狙ってそうだな。被害者の保護優先か射殺優先かとかかなり状況によって異なるが。

[t-sat]

「発」=「round」なんだ。字面だけ見るとリボルバー1回転してそう。

[type-100]

一般論としては人よりも犬を打つほうが簡単だと。ピットブルだと土佐犬よりは多少大きいか。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[hevohevo]

“23匹中22匹の犬種がピットブル”／　画像検索するとそれほど大きくはないのに闘犬用なのか。アメリカン・ピット・ブル・テリア怖い。