楽しそうにピンク色のシーソーで遊ぶ人たち。 しかし、よく見てみると、シーソーの相手はフェンスを挟んだ向こう側にいます。 実は、このシーソーは、アメリカとメキシコの国境の壁の隙間に30分間だけ設置されました。 設置したのは、アメリカ・カリフォルニア大学のロナルド・ラエル教授です。 メキシコ側の都市、シウダー・フアレスの住民の協力を得て3台のシーソーを設置しました。 アメリカのトランプ大統領が国境の壁にこだわるなか、 アメリカとメキシコの架け橋として、象徴的な存在となっています。 これを両国の国境警備隊は見てみぬフリをしたといいます。 設置したラエル教授は、「ここで大人も子どもも遊んでほしい」と語っています。 www.youtube.com