水質を浄化してきれいな海にしようと、相生市那波本町の市立那波小(勝谷秀史校長)の児童94人が7日、浄化に効果があるとされる「EM(有用微生物群)団子」約7000個を学校近くの那波港に投入した。 自然保護グループ・相生湾自然再生学習会議(関根正道代表)が指導し、今回が7回目。10月29日にEM菌と土、米ぬかを混ぜて児童たちがテニスボール大に丸めた団子を用意した。 投入前に、学習会議の松村晋策・副代表(64)が「団子は海底のヘドロを分解する。みんなの力で海をきれいにしよう」とあいさつ。児童たちは岸壁に一列に並んで、団子を次々に投げ入れた。4年の金谷菜ノ遥さん(10)は「近所のお年寄りから、この港にも昔はカブトガニがいたと聞いた。海がきれいになってカブトガニが見られるようになったらうれしい」と話していた。【小泉邦夫】 〔播磨・姫路版〕
水槽で赤城大沼のワカサギを飼育し、生物学的なセシウムの半減期を調査している群馬県水産試験場=前橋市敷島町で ◇原発から190キロ、沼の濃度高く 「釣っても回収」苦渋の営業 分厚い氷に専用のドリルで穴を開け、釣り糸を垂れる。「氷上ワカサギ釣り」の聖地ともいわれる群馬県前橋市の赤城大沼。例年より6カ月遅れの今月2日、ようやく「釣り解禁」となり、待ちわびたファンが駆けつけた。ただ、釣ったワカサギはすべて地元の赤城大沼漁業協同組合が回収してしまう。生きのいい脂ののったワカサギを天ぷらなどにして食べる釣り人の楽しみは消え、冬の風物詩はすっかり趣を変えてしまった。 シラカバに囲まれた赤城大沼は東京都心から車で約2時間半。各地のワカサギ釣りは通常、秋口に解禁され翌年3月まで続けられるが、氷上で釣れる時期は限られる。赤城大沼は結氷期間が1~3月と長いことから、最近では釣りファンだけでなく、家族連れや若者に
サントリーは9日、1本100万円(税別)のシングルモルトウイスキー「山崎50年」(700ミリリットル)の受注を開始したと発表した。山崎蒸留所(大阪府島本町)で50年以上熟成した原酒を使い、赤みの強い琥珀(こはく)色で、甘く濃厚な香りと深いコクのある味わいに仕上げたという。限定150本。 長期の熟成には徹底した温度管理などの品質維持が必要で、50年以上熟成した原酒は非常に珍しいという。全国の酒販店や百貨店で注文を受け付け、12月13日から出荷する。国産で最高額の「100万円ウイスキー」は05、07年に続き3度目の発売。07年の販売時には限定50本が受注開始翌日に完売した。問い合わせは同社お客様センター(フリーダイヤル0120・139310)。【鈴木一也】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く