9日午前11時30分頃、福岡市博多区のJR博多駅から南に約1キロの住宅街の一角で、ブロック塀にイグアナが張り付いているのを男性(56)が発見、素手で捕まえてバケツに保管し、駆けつけた福岡県警博多署住吉交番員に引き渡した。 体長約70センチの鋭いつめを持ったグリーンイグアナ(中南米産)で、金属製のかごに移し替えて保護していたところ、約6時間後に近くに住む女性(52)が取りに来た。一軒家で水槽に網を掛けて飼っていたが、目を離したすきに網をずらして逃走したらしい。 女性は「迷惑を掛けないよう気をつけたい」と反省しきり。けが人もなく“早期解決”したことについて猿渡智行副署長は「怖がる人もいるので管理を徹底してほしい。飼い主が見つかりホッとした」。