天皇陛下は、皇后さまとともに東日本大震災の犠牲者の追悼式に出席し、これからも国民が心を一つにして被災者に寄り添っていくことが大切だという思いを述べられました。 おことばの全文です。 5年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました。仙台平野を黒い壁のような波が非常な速さで押し寄せてくるテレビの映像は、決して忘れることができないものでした。このような津波に対して、どのような避難の道が確保できるのか暗澹たる気持ちになったことが思い起こされます。また、何人もの漁業者が、船を守るために沖に向け出航していく雄々しい姿も深く心に残っています。 このような中で、自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、さらには、一般市民が、厳しい状況の中で自らの危険や労をいとわず救助や捜索活動に携わったことに深い感謝の念を抱いています。 地震、津
「ワレワレハ宇宙人ダ」 宇宙人というのは、そう自己紹介することになっている。いつからそんな話になっているのかは分からんが、宇宙人は銀色の体と大きな頭を持ち、宇宙船で地球に降り立ち、「ワレワレハ宇宙人ダ」と自己紹介することになっているのである。 初めて聞いた時、私はこのセリフに感動した。宇宙人というのは本当にすごいと思った。さすがは宇宙船を作るだけある、高度な文明をそなえているだけあると思った。 感動の理由を説明したい。 逆の立場で考えてみればよい。遠い未来、文明を発達させた我々が別の生命体のいる惑星に着陸する。異変に気づいた生物たちが、警戒するような表情で我々の宇宙船を見守っている。そこでの第一声。 ここで「我々は宇宙人だ」と言えるか? 「我々は地球人だ」と言ってしまうのではないか? はじめて降り立った惑星で未知の住人に自己紹介するという状況で、宇宙人は「ワレワレハ宇宙人ダ」というかたちで
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