2008年の自作シーンにおいて、メモリ価格の下落という点に触れないわけにはいかない。11月に入って、また一歩下落が進み、2GBが2,500〜4,000円、1GBが1,500〜2,500円程度から入手できる。これだけ価格が下がると、少しでも多くメモリを積みたくなる。4スロットあるメモリスロットのうち2スロットしか使ってないならば、なおさらだろう。 GeILの「GB28GB5300C5QC」。2GB×4枚のセット製品である。こうしたセット製品でなくとも、現在2GB×4枚は15,000円程度を用意すれば購入できてしまう しかし、現在広く普及している32ビット版のWindowsでは、2の32乗=4,294,967,296個のアドレスを示すことしかできない。このため、4GBを超えるメモリを搭載してもOSでは、4GB以下の領域しか扱うことができないのだ。しかも、メモリが利用するアドレスの一部をBI