北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去のニュースに、国外でさまざまな動きがあった。 午前10時 北朝鮮のラジオ、テレビが「正午に特別放送がある」と予告。 午前11時過ぎ 藤村修官房長官が定例記者会見で「(特別放送があると)聞いたが、何を発表するのかちょっと分からない」。 正午 野田佳彦首相が東京・新橋での街頭演説のため首相官邸から専用車で出発。 同 北朝鮮のラジオ、テレビが特別放送。金正日総書記が17日に死去した、と報じる。三男正恩氏の権力継承も示唆。 午後0時3分 外務省から一報を受けた首相秘書官が首相に電話で総書記死去を連絡。 午後0時5分 藤村官房長官が首相に電話で「すぐ戻ってください」と要請。 同 海上保安庁内に鈴木久泰長官をトップとする対策本部を設置。同庁警備救難部の担当職員が、日本海などで警備中のすべての巡視船や巡視艇に海域の警戒強化を指示。沿岸に緊張が走る。 午後0時9
スウェーデンの自動車メーカー、サーブは19日、同国の地方裁判所に破産を申請したと発表した。サーブは中国の自動車会社による救済を目指していたが、交渉がまとまらなかった。 サーブは米ゼネラル・モーターズ(GM)が2010年にオランダ企業に売却。販売減少に歯止めがかからず、今年夏以降、従業員への賃金や部品メーカーへの支払いが滞るなど、深刻な経営危機に陥っていた。(ロンドン共同)
川崎病 4歳以下で過去最多 12月19日 4時16分 原因不明の乳幼児の病気「川崎病」の患者の数が、去年1年間で1万2000人を超え、このうち0歳から4歳まででは、人口に対する患者数が、これまでで最も多かったことが全国調査で明らかになりました。 「川崎病」は、高い熱が出るとともに、からだ全体に赤い発疹が現れ、目が充血したり、舌がイチゴのように赤く腫れたりする病気で、44年前に川崎富作医師が世界で初めて報告しました。病気の原因は、今も分かっていませんが、心臓の冠動脈に「こぶ」が出来るなど命に関わる後遺症が残ることもあります。自治医科大学の研究グループが、小児科のある全国の医療機関を対象に行っている調査によりますと、去年1年間に報告された患者数は1万2755人で、過去3番目に多くなりました。患者の88%を0歳から4歳までの乳幼児が占め、この年代の10万人当たりの患者数は239.6人となり、これ
モンゴル族のゲノム解読=チンギスハンの子孫から−中国 モンゴル族のゲノム解読=チンギスハンの子孫から−中国 【北京時事】新華社電によると、中国内モンゴル農業大学などの研究チームは18日、内モンゴル自治区フフホト市で、モンゴル族の全遺伝情報(ゲノム)を世界で初めて解読したと発表した。血液を提供したのは、モンゴル帝国の創設者チンギスハン(1167年ごろ〜1227年)の子孫として34代目に当たる健康な男性という。 研究チームはさらに199人のモンゴル族のゲノムを解読し、データベースを構築する。研究チームの周歓敏主任は「ゲノムの解読は中国の人類学、民族学の研究レベルが上がったことを示している。解読が進めば、疾病の診断や治療にも役立つ」と話している。(2011/12/18-21:07)
長年にわたって深刻な労働災害や環境汚染を引き起こしてきたアスベスト(石綿)の使用や製造が来年3月、国内では完全に禁止されることになった。 例外とされていた製品の代替品への移行が完了したためだ。 アスベストは繊維状の鉱物で耐熱、耐火、防音に優れ、建材などとして一時は「奇跡の鉱物」ともてはやされたが、吸引で中皮腫や肺がんを引き起こす致命的な欠点が発覚。1970年代から徐々に規制が強化された。2006年には代替品への置き換えが難しい一部を除き、原則、使用や製造、輸入が禁止となった。 配管の接合部などに使われる「ガスケット」という部品が最後の例外だったが、今年6月に代替品が開発された。これを受け、厚生労働省は26日の労働政策審議会に、アスベストを全面使用禁止とする政令の改正を諮問し、来年3月の施行を予定している。
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